SUキャブレターはティクラーポンプを10〜20回ほど押すことでガソリンが強制的に噴射され、冷えている時の始動性をあげることができます。このポンプを押さないで始動することは意外と難しく必須な作業かもしれません。イグニッションスイッチをオフのままでキックを数回おこなうことを一般に空キックと呼びますが、この空キックはガソリンを燃焼室に吸い込ませるためにおこないますが、しないよりはしたほうが始動しやすい傾向にあります。しかし、空キックをしなくても始動できるのならば、それで慣れたほうがプラグがガソリンで濡れてしまう恐れもありません。とは言え、プラグが濡れてしまうことを恐れてガソリン量を抑えてしまうことが多く耳に入りますので、あまり気にせずにガンガンティクラーポンプを押して空キックしてあげることか良いと思います。
それと、私が思うキックのコツは、とにかく連続でサクサク踏み込めるようになることが一番だと思いますので、基本的には真上から踏み込まずにキックアームが地面と水平くらいの位置から踏み込む方が良いと思っています。休まずにガンガン踏み続けられるように体力と筋力を上手に使って頑張ってみてください。
とにかく踏む続けることが大切です。始動できずに泣きそうになる日もあるかもしれませんが、体力の限界が近づいてきた頃になると、無駄な力を使わないで踏む方法が自然に身につくことと思います!
という感じで、みなさまキックスタートをお楽しみください(^^)/