本日は、当店オリジナルガソリンタンク「コヨーテタンク」についてご紹介させていただきます。バイクカスタムを続けてきた中で、やはり外装パーツひとつで全体の印象がガラッと変わる…そんな経験、皆さまもあるのではないでしょうか?

この“コヨーテタンク”は、もうかれこれ20年ほど前に遠藤自動車が初めて量産を試みた記念すべきガソリンタンクです。まだ当店の設備も今のように整っていなかった時代、理想とするナローなチョッパースタイルにぴったり合うタンクをどうしても作りたくて、図面を引き、試作を繰り返し、ようやく完成させたのがこの「コヨーテ」でした。

細くてスリムなそのシルエットは、まさにクラシックなチョッパーにぴったり。グースボバーStyleの車両にもよく似合うため、これまで多くの車両に使用してきましたが、今回は久しぶりに“チョッパー”としてのコヨーテタンクを復活させることとなりました。



取り付け予定の車両はチョッパー。ロートンネルのコヨーテタンクの姿は、まさに当時思い描いていた理想そのもの。スリムなラインと、さりげない存在感が、全体のバランスを一段と引き締めてくれます。あらためて手に取ってみると、やはりこのタンクには“思い入れ”が詰まっているなと実感します。時代が変わっても、こういったベーシックで飽きのこないデザインだと思っております。チョッパーやグースボバーをお考えの方には、ぜひ一度、実物を見ていただきたいアイテムのひとつです。
ところで、ナローな74スプリンガーフォークに対するダブルキャリパー仕様がうまくいきそうでして、それもご紹介させてください。




という感じで、Projectは遂行中です!