現在製作中のプロジェクトバイクをご紹介いたします。
今回のテーマは「細身でクラシカル、そして走行性能も兼ね備えたチョッパー」。そのコンセプトに基づき、各パーツの選定から加工・成形まで、細部にこだわって進めております。


まず、足回りにはフロント21インチ、リア18インチという組み合わせを採用。あえて細身のホワイトウォールタイヤを装着することで、クラシカルな雰囲気をより一層強調しています。フレームにはV-Twin製のウィッシュボーンタイプを選び、チョッパーらしい美しいラインを演出しました。
フロントフォークはネオファクトリー製74スプリンガー。このパーツが持つ独特の雰囲気と存在感は、クラシカルなスタイルにぴったりです。ガソリンタンクには、当店オリジナルの「コヨーテタンク」を搭載。スリムなシルエットを徹底的に追求したデザインとなっております。




リアフェンダーは、元の形状をチョップしながら細く再成形。無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを重視し、シーシーバーなどの装飾も排除しました。全体として、無骨さの中に上品さを感じられるチョッパーに仕上がっています。
注目すべきは、通常あまりおこなわないカスタムとして「エボ5速ミッション」の搭載です。走行性能や耐久性を重視し、信頼性の高いこのミッションを採用しました。セルスターターもミッションに直接マウントされているため、不具合が少なく安心してお使いいただけます。




さらに、近年ご要望の多い「ミッドハイフットコントロール仕様」も取り入れております。ハンドル形状との相性が良ければ、ヒザにヒジを載せながらリラックスしたポジションで走行できるなど、長距離走行でも快適なスタイルを実現しています。
今後も進捗があり次第、随時ご報告いたします!