皆さまこんにちは、オオガキです。
先週の店休日には、ちょっとプライベートなお出かけをしてきました。向かった先は、栃木県茂木市にあります モビリティリゾートもてぎ内の「ホンダコレクションホール」。ここは以前から気になっていた場所だったのですが、ようやく訪れることができました。
実はオオガキが人生で初めて乗ったオートバイはホンダ車。その思い出が強く残っていることもあって、ホンダというメーカーには昔から特別な思い入れがあるんです。


たくさんのバイクがある中で、私が一番気になったバイクはコチラです!

ふと目に止まった1台の小さなレーサーがありました。あざやかなブルーのタンクにシンプルな構造、見た目こそ地味でしたが、そこに添えられたプレートには「R125(1954年)」と書かれていました。…えっ?ホンダの125ccレーサー?しかも、1950年代?ガーターフォークが採用されていたホンダのオートバイがあるなんて知らなかったです。。。
私の“R125探求”の始まりでした。調べてみると、このR125はホンダが初めて海外レースに挑んだ時のマシンだったんです。舞台は1954年、ブラジル・サンパウロ。Dream E型のエンジンをベースに、排気量を125ccに抑えたOHV・2段変速のレーサー。レース結果は13位。数だけ見れば平凡かもしれません。でも、この1台がなければ、のちのマン島TT参戦も、世界GPでの活躍もなかったかもしれない。まさに、「最初の一歩」を踏み出したバイクなのだと、じわじわとその価値が実感できました。
私自身、ホンダファンを自認していながら、R125の存在はこの日まで知りませんでした。でも、コレクションホールで出会い、調べて知ることができたのは本当に良かったと思います!
館内は1階・2階・3階とフロアが分かれており、1階には自転車にエンジンを積んだような本当に初期のオートバイから展示がスタート。
フロアを上がるにつれて車両がだんだん現代へと近づいていく構成になっていて、まるで“ホンダの歴史を時間旅行している”ような気持ちになります。
最後のフロアでは、なんと 航空機までも展示されているというスケールの大きさ!まさかバイクを見に行ってジェットまで見られるとは思わず、思わず「おぉ~!」と声が出てしまいました。




























































































今回は時間の都合もあり、車の展示はほぼ見られず、
バイクだけに集中して拝見してきました。
しかし……見はじめてすぐに後悔。
1時間じゃとても足りない!!
一台一台じっくり眺めていると、あっという間に時間が溶けていきます。
それほどまでに展示内容が濃くて、バイク好きには天国のような空間でした。
せっかくなので、展示されていた全てのバイクをカメラに収めてきましたので、この度にご紹介したいと思いました。













もてぎ周辺は道も気持ちよく、自然いっぱいで走っていてとても楽しいエリアです。
ホンダコレクションホールは、ツーリングの目的地としてもピッタリだと思います。
ぜひ皆さまも、一度足を運んでみてください。
歴史に触れながら、ホンダのものづくりの凄さや歴史を実感できる素晴らしい施設です♪