こんばんわオオガキです。ここのところ以外と暖かい日が続いており雨もなく連日テストランができております。逆に言うと乗る方々が多いせいか故障修理も多く頂戴しています。毎週2台くらいは運ばれて来るのである意味リズム良く修理~納車が連続しているこの頃です。
修理でレッカーされてきましたショベルヘッド様の故障の原因はヒューズ切れ。切れた理由はこれから探求するとしてまずはキッカケをGETしました。 始動が困難だったのでプラグのスパーク点検をしてポイントを確認すると接点にスキマがほとんどない。これもこの先エンジンが始動しなくなる予備軍でした。 エンジンの回転に対してスキマが開いたり閉じたりを繰り返します。まずはキックペダルを使ってポイントもデッパリを中心の回転軸のデッパリに載せます。 スキマは0,5ミリくらいでOK。これは紙ヤスリで接点を研磨しているところです。ポイント点火の方なら紙ヤスリの携帯をオススメします。 SUキャブレターのティクラーポンプからダハダバとガソリンが漏れてきました。オーバーフローといわれますが分解して確認すると、この栓が緩んでしまっていました。これなら閉めるだけで修理完了です。
長期間始動していなかったエンジンやオーバーホール後のエンジンの場合、まずは隅々までオイルが回っている状態にしたいんです。セルスターターが付いている方なら簡単ですがキックではなかなか根気がいる作業です。 まずはこのフタ「チェックバルブ」を外してスターターを回す、もしくはオイルが出てくるのを目で見えるまで踏みまくります。 続いてタペットスクリーンを外して同じようにガンガン踏みまくってオイルを溢れさせます。 次はこのオイルラインを登ってエンジンオイルがヘッドに届くようにひたすらキック。 1番前のメダマを外してここからオイルが出ることを確認できれば安心です。そして、本番のエンジンスタートです。