1965年にパンヘッドの生産が終了して、1966年~1984年までがショベルヘッドです。しかし、1966年~1969年のショベルヘッドは、1970年~のショベルヘッドと外見が異なります。

1966年~1969年
この4年間の間がアーリーショベルです。パンヘッドやナックルヘッドと同じ腰下形状のため、腰上だけが進化したようなイメージです。
1970年~1984年
腰下部分が進化して強化されたショベルです。この腰下部分はエボでもホボ同等の構造になっているため、強いことが想像できます。

こちらがそのアーリーShovelで最終1969年式です。お客様の車両でエンジン修理をさせて頂ておりますが、ほぼ95%整備は完了です。 
修理が必要ない個所なんてないのが旧車です。なので、いくらでもコストをかけて修理することが可能となります。しかし、必要な修理だけをおこなうのが一般的です。 
キャブレターはS&S製のEキャブレターを新品で導入。フェンネルを追加してレーシーな仕上がりになります。 
せっかくバラバラにしたので、オイルポンプも新品で導入。純正を修理することも可能ですが、新品交換の方が安くて間違いはありません。 
せっかくなのでこの機にオイルフィルターを追加しました。もともと付いていない車両でしたので、これで健康対策もアップです。 
ヴィンテージパターンのタイヤも新品交換。これで気持ちよく再スタートできます!

今日は、修理&メンテナンス後の納車であったショベルヘッド様が再度当店から旅立って行きました。 
オイルフィルターはサイドマウントで製作いたしました。マフラーとバックの小さなスペースに入れてギリギリです。 
フロントフェンダーは、ショートですがワンオフして装着しました。泥ハネすべてをカバーすることはできませんが無いよりはイイ感じです。 
群馬県太田市は、今日暖かい一日だったので気持ちよく乗れたのではないでしょうか~♪












