毎年恒例で参加させて頂いておりますHOTRODCUSTOMSHOWは今年もスゴイ盛り上がりで、入場時から長蛇の列という名物もより一層すごくなっていたように感じました(^^)
一般の方が入場できる8時より一時間前から私達は入場できるのですが、7時前に並び始めて30分ほど並んでホール内へ入ることができました。これは例年には無いことでして、昨年よりも盛り上がりが増していたことは間違いありません。このイベント、今後は一体どのようになっていくんでしょうか?30回以上も続けているビッグイベントで衰退の可能性は一切感じられません。もしかしたら、オオガキがバイク業をやり続けている間、永遠に続くのかもしれませんね~♪
では、今回展示させせて頂きました車両をそれぞれご紹介致します!
7台の出展車両のうち、この一台だけ当店の所有であり販売車両として製作しました1台です。
リジットフレーム、スプリンガーフォーク、ドラムブレーキ、など、シャシーはパンヘッドと同等のstyleとなっていて、そこにショベルヘッドを搭載したイメージになっています。なるべくコンパクトにナローにという雰囲気を目指して作らせて頂いております。通常の販売車両製作時よりも贅沢な仕様としていますが、とくにエングレービングについては広範囲でほどこして、カスタムペイントはシャンパングリーンをベース色として、ゴールドリーフでカッコ良く仕上げて頂きました。実はセルスターターも追加しておりますので、気兼ねなくスタートできるような仕様にもなっております。後日、詳しく撮影しましたらグーバイクサイトにUPし販売スタートさせて頂きます!
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ブースのド真ん中に展示させて頂きましたロ~~ングチョッパー様は、御注文から4~5年経過してしまいましていよいよ形が出来上がりこの機に飾らせて頂くことになりました♪
既製品という部品はほとんどないと言っても良いワンオフのフルカスタム車両で、オーナー様からのお好みに合わせて各所を作り上げてきましたが、特にガソリンタンクは一番こだわったポイントかもしれません。数回にわたって修正を繰り返して完成となりました苦労の作品です。真鍮部品もワンオフが多く各所にオーナー様のアイデアが詰まっております。キャンディグリーンを使ったグラフィックペイントもチョッパーのイメージを強化しているポイントです。エンジンとミッションはすべての梨地肌を削りフルポリッシュ加工をしましたのでビックリするほどピッカピカです。エンジンミッションカバー類はクロームメッキをこってり付けて頂き深みのある光沢が出来上がりました。とにかくナローな雰囲気がカッコいい古き良きオールドチョッパーになりました!
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2018年のホットロッドカスタムショーに一度出展したことのある車両なのですが、エンジンをショベルヘッドからナックルヘッドに載せ替えられてから再びエントリーとなりました♪
車体全体に入れたエングレービングの範囲はこれまでに一番多い作品です。彫れるところはすべて彫ったと言っても過言ではないレベルでして、約5年ぶりにこの場で改めて見てもビックリさせられます。ナックルエンジンを搭載することになると、もちろんエンジンにも彫金するしかありません。ただナックルは彫れる面積が少ないため、その補填ともなるようマフラーにもたっぷり彫り込ませて頂くことになりました。メダマと呼ばれるエンジンボルトは真鍮にてワンオフさせて頂いたうえで彫金もプラスαです。真鍮の部品も多い車体ですのでエンジンにもバランス良く真鍮を置いて雰囲気を整えました。オーナー様から頂きました案はこだわりの強いもので、バイクが大好きだからこその作品になったと思っております!
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ニュースクールな雰囲気を持ちつつもショベルヘッドでオールドスクール、というような新旧配合がスペシャルにカッコ良くなってくれましたフルカスタム車両です♪
ショベルヘッド以外はすべての部品がカスタムとなっていますが、まずはリジットフレームは250ワイドなタイヤをセットできるサイズを選びました。その都合でミッションやプライマリーもEVOモデルとなっています。前後ホイールはファットスポークをチョイスし高級感を強めます。リアホイールの左右にブレーキキャリパーをセットしていまして、ハンドブレーキとフットブレーキがそれぞれの後輪ブレーキに繋がっています。フロントブレーキは装着せずに見た目を優先するというsystemです。オイルタンクはサイドにマウントさせて風当たりを良く、オイルクーラーも追加して冷却効果を期待します。さらに電動ファンを付けるなど今時のアイデアをたっぷり追加しています。ポイントとなっているタンク中央のパネルにはエングレービングをほどこしたことで、驚くほど高級感が増しカッコ良くなってくれました!
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コンパクトなチョッパーとしてとてもバランスの良いシルエットになりましたショベルヘッド様ですが、スーパーナローなスプリンガーフォークが全体の雰囲気を一気に変身させてくれました♪
フロントブレーキは装着できない幅のフォークとなっていて、それにおさまるスプールハブの21inchホイールがシンプルでカッコ良く決まるポイントと思います。前方から見るととてもナローなイメージとなっていて、ハンドルもナローながらも高く、より細身に見えることでしょう。後輪にはキャリパーを二個セットしハンドとフットブレーキシステムがシッカリと使えます。エンジンのフィンにはハンドメイドでカットをおこなってブラックとシルバーのコントラストを楽しめます。ダイヤステッチのレザーシートは馬革の茶芯のため、使い込めば込むほどヴィンテージ感が高まってカッコ良くなってくれます。メッセージを彫り込んだり、一部にツイスト加工をするなど、激しめな雰囲気も織り交ぜながらオーナー様のコダワリを具体化してカスタムは日に日に進化しています!
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遠藤自動車を長年支えてきた一番得意なカスタムstyleを、前後19inchホイール仕様にしてナロー化したボバーチョッパーとして完成しました♪
リジットフレーム、スプリンガーフォーク、アップハンドル、アップスイープマフラー、前後同サイズのタイヤ、この条件で製作するチョッパーが当店では約30年にわたり作り続けてきたstyleです。しかしながら今回の作品は、ショーのために隅々までキレイにリビルトをおこなって作り上げてきました。エンジンやミッションも汚れた中古感はどこにもありません。そして真鍮部品も各部に使って華やかになっております。クロームメッキを業とするオーナー様とのコラボというような作品となっていますので、私達は部品を製作し装着はするものの、メッキなどの表面処理についてはオーナー様自身によっておこなわれていらっしゃいます。カラーリングは当店にてもっとも人気が高いデザインでもあり、当店を古くから知って下さっている方々には印象強い車両になったかと思われます!
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パッと見ですぐに目に入るワンオフのシーシーバーのデザインは、バラが咲きツルが巻き付くなどハンドメイド感がたっぷりのショベルリジットチョッパーとなりました♪
オーナー様からお預かりした部品も多く、いろいろな方面からのアイデアを集めて作り上げております。とても機械では製作できない手作りのカスタムパーツが満点。ライトブラケット、ジョッキーシフトレバー、シーシーバー、マフラー、など、高級な部品を使っているわけではないのですが、簡単にはマネすることもできない苦労がたくさんありました。ターコイズがお好きなオーナー様なので、ところどころにカッコいいアクセサリーが映えます。シャシーとしては、当店で一番人気の高い前後16inchホイールにスプリンガーフォーク、そしてリジットフレームにショベルヘッドとなりますが、とにかく個性があふれている作品として完成することとなりました!
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そして、いつもお隣で出展していますGクラシックさんは、あいかわらずカッコいいブースです♪
お次は、オーナー様やお客様と撮った思い出PICをご紹介させて頂きます♪この記念写真のおかげであとから見るとまたこの時を思い出せて楽しいんですよね~。
元バイブズFOXのナツミさんにモデルをして頂けたので、その時の様子もご覧ください!さすがと思いましたが、またがって頂いてからの人だかりが凄くて通路にスペースが無くなります。世界的に有名なフォトグラファーの方々もいらっしゃり、撮影待ちみたいな列までできちゃってスゲ~って感じでした(^^)
閉場の17時に残っていたメンバーで最後の記念写真を~♪
今年は一回も他ブースを見て回ることができなかったのですが、それだけ多くのお客様や同業の方々とお話をすることができてとにかく楽しかったです。また来年も参加できることなら出展させて頂きたいと思いますので、ぜひまた来年この会場にてお会いしましょう(^^)/