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1ℓ6000円の高級オイル「RO’s PRODUCT」

ローズオイル(RO’s OIL)って聞いたことりますか?

大型量販店では並んでいない、知る人ぞ知るオイルブランドなのですが、旧車を中心に扱っているバイク店にはこっそり置いてあるかもしれません。実は当店でも取り扱いをさせて頂いてまして、オイルだけの小売りはしていませんが、オイル交換で来店下さった際には使用することができます。プロトtypeという最高峰については1ℓ6000円とハイプライスですが、走れば走るほど効果を感じられるオイルと御提案しております。


メーカー様による主な効果のは下記のとおりです。

パワ-、レスポンスの向上
メカノイズ・ フリクションロス・摩擦の減少
燃費向上
油温の低下
油膜保持性能の向上
冷寒時の始動性向上
オイル上がり、オイル下がりの改善

特に当店ではオイル上がりやオイル下がりについての改善が多く体感できています。

https://ecov.info/harley.special.html
詳しくはWEBサイトにてご覧ください↑

オイルのご紹介をしてみましたが、続いてはエンジン分解の様子をお見せします!

アメリカにて買ってきたパンヘッドエンジンをバラバラにしていきますが、まずは分解して内部の状態確認となります。直前まで走っていたかどうかが分かっていないので慎重に点検していきます。内部の汚れを見る限りでは近年OHされている痕跡はありません。
タップリと蓄積しているカーボンがハーレーらしくて気持ちイイです。あまり走行距離が増えない方だとしばらくはキレイなままなので、ある意味このくらいタップリな方が自然な気もしています。どうしても黒煙が少し出るようなセッティングをしたい旧車なのでこうなっちゃうんです。
パンヘッドの場合は、腰下にギアがこれだけありますので、その数のぶんトラブルの原因にもつながります。ショベル以降は二個のギアが減ります。ギアのマークなどの位置角度の確認もしながら元々が正確に組まれているかどうかを見るところがまず重要です。
オイルポンプも次には分解しますが、そもそもオイルポンプを回してくれるギアがスムーズに回るかをチェックします。何らかの原因で回転にストレスがあるのならそれを解決しなければなりませんので、分解といってもただバラすわけではないです。
シリンダーヘッドはパンヘッドの弱点でもありますが、ここについてはアチコチ修正する必要があるパターンがほとんどです。特にロッカーアームはなかなかクセ物なので要注意です。カバーを固定する小さなネジ山はかなりの確率でダメになっています。。。
パンヘッドの後半モデルのみオイルラインが外部に露出しているtypeで希少です。外部にラインがあった方がオイルの流れを目視できるのでメリットもあるのですが、その結果オイルが漏れるポイントが増えたとも言えます。

昔の人ほど「オイルが漏れるってことは回っている証拠だ」なんて会話があるのですが、確かにそのくらいの方が安心できる場面も多いです。全く漏れていなくてキレイすぎるエンジンの場合、何となく不安がよぎることがあります。常にオイルが循環できていることが目で確認できるような構造であれば嬉しいのですが、そんな都合のいい話もありません。ただ、昔はオイルタンクに透明な窓があってオイル循環を見ることができる部品がありました。これは今では買えないの部品ですが、需要があればワンオフはできることと思います。昔の記事でそのオイルタンクをご紹介していますので良かったら見てください⇒https://endo-auto.com/blogs/29166/

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