こんばんわオオガキです。
修理やメンテナンスついでに、ご提案したいことの一種をお話ししたいと思います。
エンジンを分解修理(いわゆるオーバーホール)する際、機能面のリフレッシュはもちろんのこと、ぜひご検討いただきたいのが「外観の美化」です。普段はなかなか手が届かないエンジンの奥深くまで分解するタイミングこそ、見た目を整える絶好のチャンス。エンジンが車体に組み込まれている状態では難しい作業も、このタイミングであればしっかりと施工できます。



ウェットブラストとは、水と微粒子を混ぜて高圧で吹き付けることで、サビや汚れ、酸化被膜を除去しながら素材表面をなめらかに仕上げる加工です。今回はクランクケースやヘッドを中心に、長年の油汚れやくすみを落とし、新品のような明るいアルミ色がよみがえりました。
半艶ブラック塗装で引き締まった印象にウェットブラスト後、スチール製の部分や一部のアルミパーツに半艶ブラックの耐熱塗装を施しました。これにより、アルミの地肌の輝きがより際立ち、全体の印象が引き締まって見える仕上がりとなっています。見た目の美しさはもちろんですが、塗装による腐食の防止や清掃のしやすさといった実用面でのメリットもあります。
ウェットブラストや再塗装は安い加工とは言えませんが、見た目の変化は見ているだけでも満足感の高いカスタムとなると思います♪






