このたび、群馬からはるか遠く離れた北海道のお客様より、パンヘッドのボバーStyleをご依頼いただくことになりました。
遠方のお客様の場合、ご来店いただくことが難しいため、メールやお電話でご契約に至ることが多いのですが、今回はなんとオーナー様ご本人が当店まで足を運んでくださいました。こういったケースは非常に珍しく、びっくりしております。


さて、ご契約いただいた車両は、当店でも人気の高いパンヘッドエンジン搭載のボバースタイル。今回は、納車前にいくつかのカスタムを施す予定となっており、その一部をご紹介させていただきます。



■ フロントホイールの変更でシャープな印象に
フロントホイールは、標準の16インチから18インチホイールへとサイズアップ。全体のバランスはそのままに、より細身なシルエットが強調されました。タイヤには、Firestone製ANSタイヤをチョイス。ブロックパターンが特徴のこのタイヤは、どこかオフロードの雰囲気も漂わせており、個性的な足元を演出してくれます。リアホイールにはCOKER製BECKタイヤを装着。前後で異なるタイヤブランドながら、デザイン的にもバランスが良く、非常に「イイ感じ」のマッチングとなりました。


■ ハンドルまわりのスッキリ感はインターナルスロットルで
スロットルはインターナルスロットル仕様。スロットルケーブルをハンドル内部に通すこのスタイルは、見た目のスッキリ感が格段にアップします。ハンドル周辺に余計なワイヤーが無いため、まさにオーナー様のこだわりが光るポイントです。


■ こだわりの茶芯ホースハイド × ダイヤステッチシート
シートには、茶芯ホースハイド(馬革)を使ったダイヤステッチシートを採用。しっかりとした張りのある硬めの質感が特徴で、乗り込むごとに味わいが増していきます。いつかこのシートがボロボロになるまで使い込まれた姿を拝見できる日が楽しみでなりません。その頃には、唯一無二の表情を持った一台に育っていることでしょう。




■ 真鍮パーツで黒一色から一気に華やかへ
全体の印象はブラックを基調としたシンプルなものですが、随所に真鍮パーツを追加することで、グッと華やかさが加わりました。黒とゴールドのコントラストはいつ見ても高級感がありますね。
納車まではもう少しお時間を頂くことになりますが、しっかりと準備を整え、北海道の地で楽しんで頂ければ幸いです。
このたびは遠方よりのご依頼、誠にありがとうございました!