こんばんわオオガキです!
本日ご紹介したいのは、店内のカスタムバイク群の中にひっそりと佇む、純正風味を色濃く残した1992年式ファットボーイです。



この車両の魅力は、なんと言ってもターコイズブルーと呼ばれる美しいカラーリング。
実際に見ていただくとわかるのですが、これは単なるブルーでもなく、ただのグリーンでもない。絶妙なトーンの中間色で、「グリーンがかったブルー」と言うべきか、「ブルーがかったグリーン」と言うべきか…。その微妙なニュアンスこそ、このカラーの最大の魅力です。この色は、当時の限定カラーとされており、現在残っている台数も多くはないとのこと。市場で見かけることはまれで、現車を目の当たりにできるチャンスはかなり貴重です。
さらに見逃せないのが、タンクとフェンダーに施された配色です。
- ベースのターコイズブルー
- アクセントのアイボリー(純白ではなく、あえてのくすみ感)
- その境界に走るオレンジ色とゴールド色の2本のライン
このラインがあるだけで、全体の印象はグッと引き締まり、クラシカルかつ高級感のある雰囲気を醸し出しています。特に注目したいのがオレンジの細いライン。「なぜこの細さに?」とデザイナーに問いたくなる絶妙な存在感。細くても主張は確かにあり、全体のトーンを優しく引き立てているのです。
この車両のカラーは、一見すると純正風で落ち着いた印象を持ちつつ、しっかりと個性を出しているところが魅力。
カスタムバイクに乗っている皆さんにも、このような配色の取り入れをぜひおすすめしたいと思います。オールドスクールな雰囲気が好きな方、クラシックな色使いにこだわりたい方には特に刺さると思います。
次の車両製作時にでもやってみよ―かと考えています♪
ところで、本日は北海道のお客様のもとへお送りするため、陸送業者様が一台のパンヘッドを引き上げに来てくださいました。



無事に北海道まで到着して下さることを願ってのお見送りでした♪