こんばんわオオガキです(^^)
本日はチョッパーカスタムの中でも、なかなか街では見かける機会の少ない 「ガーターフォーク」 について、お話しさせていただきます。
古くから存在する歴史あるスタイルで、独特なルックスが好きな方にはたまらないカスタムパーツです。当店でもスプリンガーフォークをご希望される方が多いのですが、ネック角度がしっかり寝ているチョッパーには、スプリンガーよりもガーターの方が構造上相性が良いケース があります。あまり主張しすぎないメカニカルさも魅力ですよね。

ガーターフォークは機械的構造ゆえ、メンテナンスが大切です。シンプルな構造ながら、リンク部分やシャフトの動きで成り立っている“機械的”なパーツです。そのため、定期的なグリスアップが必要不可欠 になってきます。特に今回ご紹介する車両のガーターフォークには、グリスニップル(差し口)が付いていないタイプ。このタイプは外側からの注油ができませんので、分解して内部までしっかりグリスアップする必要 があります。少し手間のかかる作業ではありますが、ここを怠ると摩耗やガタが出やすく、せっかくのガーターフォークが本来の動きをしてくれなくなってしまいます。

ガーターフォークを分解し、各リンク部分を丁寧にチェック摩耗やサビがないか、ガタつきがないかを一つひとつ確認します。

古いグリスや汚れをきれいに除去特に雨天走行が多い車両は、水分が残ったまま固着していることもあります。

適切なグリスを塗布して組み上げ動きがスムーズになるよう、リンク部分の抵抗を確認しながら調整していきます。見た目はコンパクトでシンプルなフォークですが、こういった細かなメンテナンスをしてこそ“味のあるチョッパー”として末永く乗っていただけると思います。
特に、雨天の中を走る機会が多い方は、2年に1回の車検タイミングでグリスアップをしておくことを強くオススメ いたします。水分で内部が痛みやすいパーツなので、予防整備として見ていただくと安心です。
皆様のチョッパーライフが、より安全でより楽しいものになりますように!



ところで、、、
ガソリンタンク交換中のSHOVEL様がちょうど今いらっしゃいまして、マウントまで完成しましたのでご紹介です。





ガソリンタンクにもイロイロな種類があるので、たくさん試してみることで、自身の好みが追求されることでしょう♪