こんばんわオオガキです!
本日は朝一番から、修理のために一台のチョッパーを引き上げに走ってきました。
オーナー様からのご相談は、「スイッチをONにしても何も反応しない」というもの。ランプも点かず、セルも反応なし。まるで完全に電源が落ちてしまったような状態でした。このような症状、焦ってしまいがちですが、実は基本的なチェックポイントを押さえることで原因が分かることも多いんです。
電源が入らない時の簡単なトラブルシューティングについてですが、、、
①まずはバッテリー端子のチェックから始めましょう。端子やケーブルが緩んでいたり、腐食していると、電気が全く流れなくなってしまいます。見た目に異常がなくても、一度工具で軽く増し締めしてみるのがおすすめです。
②ヒューズ付きの車両であれば、メインヒューズや電装系ヒューズが飛んでいないかを確認しましょう。特にヒューズが切れる原因が不明な場合は、後付けパーツの影響やショートの可能性も考えられるため、原因究明も重要です。
③テスターをお持ちの方なら、バッテリーの電圧を測定してみましょう。12V以下なら要注意、11Vを切っていればかなり放電が進んでいます。また、テスターがない場合はバイク用の充電器を使って充電してみるのも一つの方法。充電後に復旧するようであれば、バッテリーが弱っていることが原因だったと分かります。
このように、まずは基本的な点検から一つずつ確認することが可能です!

本日のチョッパー様を早速点検してみると、すぐに原因がわかりました。バッテリー端子の鉛部分が溶けてしまっています。こうなると、ちゃんと電気が流れなくなります。ということで、「バッテリー端子が溶ける」という衝撃的なトラブルについてご紹介します。
エンジンをかけようとセルスイッチを押したところ、突然バッテリー端子から煙が…。確認すると端子が溶けていたという事例が良くあります。
原因① 端子の接触不良(ゆるみや腐食)
最も多い原因のひとつが、バッテリー端子の緩みや腐食です。接触不良があると電流がうまく流れず、抵抗が発生 → 発熱 → 金属の溶損という流れになります。セル始動時は一瞬で大電流が流れるため、少しの緩みでも大きな発熱につながります。
原因② バッテリー内部の劣化・ショート
バイクのバッテリーが経年劣化していたり、内部でショートしている場合、異常な電流が流れたり、内部発熱により端子側にも影響を与えることがあります。見た目では分かりにくいですが、「セルの回りが悪い」「液漏れ」「膨らみ」がある場合は要注意です。
原因③ セルモーターや配線の異常(ショート・断線)
セルモーター自体や、バッテリー〜スターター間のケーブルが断線しかけていたりショートしていると、通電時に端子に過大な負荷がかかることがあります。特に配線の被覆が傷ついていたり、バッテリーケース付近で擦れていたりすると非常に危険です。
原因④ 社外パーツの取り付けミス
後付けの電装品(グリップヒーター、LED、USB電源など)の配線が誤ってバッテリーに接続されている場合、過電流やショートの原因になります。取付後に症状が出た場合は要チェックです。
バッテリー端子が溶けてしまったら、新品交換するしかないので、いさぎよく交換致しょう。当店でよく使用するバッテリーはキックスタート車両なら「GSユアサ」、セルスタート車両なら「SVR」というブランドです。様々なブランドがある中で迷ってしまうと思いますが、良かったら参考にしてみてください。
では、お話は変わりまして、、、
つい先日、納車したばかりだったパンチョッパー様が、早速の不具合が発生しちゃいましたので戻ってきております。。。スロットルを回しても吹け上がらない、という症状でして、オーナー様に簡単に交換できる電気部品はすでに交換済みの状況でした。




という症例がありますので、皆様も頭に叩き込んでおきましょう~♪



はい、ということで、本日はこれで終わります。
また明日もご愛読いただけましたら嬉しいです♪