こんばんはオオガキです!
本日も昨日に続きまして、オオガキのプライベートツーリングのお話をさせていただきます。とにかく疲れましたが、それ以上に楽しかった一日となりましたので、その様子を少し書いていきたいと思います。。。
今回のツーリングは、4台4名で群馬県から千葉県まで走るプラン。目的地は、いわゆる“千葉フォルニア”と呼ばれるスポットです。往復でおおよそ350kmというまあまあな距離となりました。ただ、今回のメンバーがまたクセ者でして…いい意味でペースが悪い(笑)寄り道も多く、話も長く、結果的にびっくりするくらい時間がかかるという、いつもの珍道中。それがまた最高に楽しい時間なんです。

今回、私オオガキの相棒はアーリーショベルを搭載したグースネックのボバーstyle。イベントなどでも展示してきた、当店の“推し”カスタムが詰まった一台です。見た目通り、決して乗りやすいバイクではありませんが、このハードな乗り味がどうしても好きなんです。まさに“乗ってる感”を全身で味わえる一台です。

遠藤自動車を出発し、まずは群馬県館林市にて集合。その後、高速道路に乗り、最初の休憩は蓮田サービスエリアです。今回の車両で長距離を走るのは初めてということもあり、まだ体が全く慣れておらず、1時間ほどの走行ですでにそれなりのダメージを受けておりました。
まず失敗したなと感じたのが、大きなフード付きのジャケット。これが想像以上に厄介で、後方確認がとにかくしづらい。顔を少し動かした程度では全く見えず、ハンドルから片手を離し、体ごと大きくひねってようやく確認できるレベル。車線変更のたびに神経を使いました。
さらに失敗だったのが、レザーソールのブーツ。真鍮削り出しのステップとの相性が悪く、とにかく滑る。足が外れないように常に余計な力を入れ続けることになり、これもなかなかの疲労につながりました。ある程度は想定していたとはいえ、「最初くらいラバーソールにしておけばよかった」と少し後悔です。
休憩中には、軽く車両チェックも行います。ボルトやナットの緩み、脱落の有無、オイル漏れや異音など、ひと通り確認。特に走り始めたばかりの車両は何が起きるかわかりませんので、こういった初期の点検がとても重要です。
そんなことをしていると、現在エボに所有されている方に声をかけていただき、しばし談笑。「遠藤自動車っぽいバイクだなあ」「YouTubeに出てるオオガキって人よく見るんだよ~」なんてお話になり、そこで「そのオオガキです」とご挨拶させていただきました(^_^;)

さらに驚いたのが、長年のパートナーであるGクラシックの赤坂さんが偶然同じサービスエリアに立ち寄っていたこと。赤坂さんが手掛けたペイントと彫金が施されたスペシャルな一台に乗っており、思わぬ再会で話も弾みました。
さて、ここで今回のメンバー車両を少しご紹介していきます。









まずは今回のリーダー的存在の一台。エボエンジン搭載のソフテイルをベースにしたカスタムで、フロントには74スプリンガーフォークを装着。前後16インチホイールにピーナッツタンク、サドルシート、フラットフェンダー、シーシーバー、そしてアップスイープマフラーにヴィンテージのトランペットサイレンサー。さらにノンロッカークラッチにジョッキーシフト、かなりナローなハンドルと、扱いには少し注意が必要な仕様です。約25年ほど乗り続けている車両で、オオガキが入社した時からのお付き合いで、長年一緒に走る仲間でもあります。









続いては、太陽の下で眩しく輝くライムグリーンのショベルヘッド。約15年前にフルオーダーで製作させていただいた一台です。74スプリンガーに、フロント21インチ・リア18インチのホイール、5ガロンの分割タンク、ワイドなビーチバー、ラペラ製シート。最近マフラーを作り直し、左右出しのアップスイープ・メガホンスタイルへと進化。歯切れの良いサウンドで、正直、私のバイクの音は完全にかき消されておりました(笑)









そしてもう一台は、カチ上げスタイルのロングチョッパー。エボスポーツスターをベースに、フロントフォークはロングインナーで大きくリフトアップ。リアは極限までローダウンし、三角形のシルエットを追求しています。一時はタイヤがフェンダーに干渉するトラブルもありましたが、外径の小さいヴィンテージタイプのタイヤへ変更し、機能面とスタイルを両立。フレアーペイントも相まって、まさに“ザ・チョッパー”といった一台に仕上がっています。









そして最後に、私オオガキの車両。全体にエングレービングを施した、当店のプレミアムモデルです。細さを徹底的に追求し、フロント21インチ・リア18インチ、ナローなスプリンガーフォークを採用。フロントブレーキはあえて装着せず、リアブレーキのみで操作するスタイルですが、右手レバーと右足ペダルの両方で操作可能な仕様にしています。見た目のインパクトと乗り味、どちらも強烈な一台です。
そんな個性バラバラな4台のメンバーの旅路です。
さて、いつも通り少し長くなりがちな休憩時間を終え、いよいよ千葉方面へ向けて再スタートです。
ここで問題になってくるのが、私の乗っているグースボバーの燃料事情。ガソリンタンクの容量は約4.25Lとかなり小ぶりなため、給油ポイントの見極めがとても重要になります。計算上ではなんとか次の給油地点まで持ちそうな雰囲気ではありましたが、高速道路での渋滞を考慮した燃費で計算すると、どう考えてもギリギリ…いや、おそらく届かない可能性の方が高い状況です。一応、1Lの予備ガソリンタンクは携行していましたので、「まあ何とかなるだろう」と少し楽観的に走り出したのですが――これが完全に計算外。まさかの激しい渋滞の連続で、思うように距離が稼げず、燃料の減りだけがどんどん進んでいきます。
このまま高速を降りるべきかどうか悩んでいたところ、リーダーが“シュポシュポ”を持参してくれているという神対応。

ありがたくその力を借りて、一番タンク容量の大きい5ガロンタンクのショベルからガソリンを分けていただくことに。こういう時、仲間の存在が本当にありがたく感じます。
こうして燃料の心配をしながら走るというのは、一見すると不便に思えるかもしれませんが、高速道路であれば最悪降りてしまえば何とかなりますので、個人的にはそれも含めて楽しさのひとつだと思っています。ただし、これが山方面へのツーリングとなると話は別です。給油ポイントは事前にしっかりと把握しておかないと、簡単に“詰み”ます。特に日曜日はガソリンスタンドが定休日というケースもありますので、そのあたりの下調べも非常に重要です。
こういった準備や判断も含めて、小さなタンクのバイクに魅了されているオオガキです。



目的地に向かう道中は、特になにも決めずナビにも頼りません。「どこかで適当にランチでもしようか」という軽いノリで走っておりました。そんな中、たまたま見つけたローカルな食堂に立ち寄り、それぞれダメージ回復に努めます。

オオガキは安定のラーメンを選択。ついつい食べ過ぎてしまい、その後のグーススタイルの走行に若干影響が出るという、いつもの流れです(笑)
さて、ここでひとつ大事なお話です。これから旧車に乗ろうとされている方には、ぜひ知っておいていただきたいポイントになります。

画像に写っている黄色のジャケットに付いている黒い点々。これは何かと言いますと、ドライブチェーンから跳ね上がってきたオイルです。ショベルやパン、ナックルなどの4速ミッション車両では、スプロケット周辺からのオイル漏れが起こりやすく、このように衣類へ飛散してしまうことがよくあります。もちろんオイル漏れ修理は可能ではありますが、気づいた時にはすでにこうなっている…というのが現実です。そのため、チェーンカバーを装着しておくことで、オイルの飛散をある程度抑えることができます。こういった理由から、旧車乗りの方に黒い服装が多いのも、なんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。


その後は目的地の千葉フォルニアに到着し、記念に走行動画を撮ったり、しばらくその場でのんびり過ごしておりました。ただ気がつけばすでに夕方。予定よりも大幅に時間が押してしまい、早めに帰路へと向かうことに。
アクアラインに乗り、海ほたるを経由して首都高へ向かうも、待っていたのは想像以上の大渋滞。ノロノロ運転の連続で、なかなか前に進みません。今回のツーリングでは、道中で10回近くエンストしたと思います。特に高速道路の渋滞中にエンストしてしまうと、焦りでなかなかエンジンがかからず、キックも思うように決まりません。それでも逃げ場はないので、堂々とキックを続けるしかないという、なかなかハードな状況でした。
そんなこんなで少しずつ群馬方面へ向かってはいるものの、気づけば周囲は真っ暗。そしてこのメンバー、誰一人ナビを使っていないという完全アナログスタイル。当然のように道を間違え、ジャンクションをミスして上野あたりで一度高速終点にて降りることに。「また乗り直せばいいか」と軽く考えていたのですが、今はETCがないと再進入できない場所も多く、結果的にそのまま東京を抜けるまで下道を走ることになってしまいました。
下道に降りれば今度は信号地獄。4台は徐々にバラバラになっていきます。インカムは付けているものの、なぜかペアリングがうまくいかず、ほぼ意味をなしていません(笑)はぐれながらも、とりあえず帰る方向へ進むしかない状況。

オオガキは「ここならいずれ合流できるだろう」というポイントで停車し、寝っ転がって待機しますが、30分経っても誰も来ません。さすがに不安になり電話をしてみると、なんとメンバーの一人は群馬とは逆方向へ走っているという衝撃の事実。令和の時代とは思えないほどのアナログっぷりに、思わず笑ってしまいました。
結局そのままオオガキは先へ進み、次のパーキングエリアで夜食をとることに。食べ終わる頃には、見事全員が合流でき、無事にツーリング再開となりました。「ほんとどうしようもないメンバーだな〜」と大笑いしながら、この日最後の休憩を過ごし、結果的にはとても印象に残る一日となりました。朝7時前には走り出しましたが、帰ってきたのは12時、、。
笑えるトラブルがあったほうが、思い出には残りますよね~♪きっとまた、忘れられないツーリングのひとつになったと思います(^_^)