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COYOTE

SUキャブのオーバーフローを直す!

こんばんはオオガキです!

本日は3連休の中日ということで、店内は程よく賑わいのある一日となりました。とはいえ、少し風が強く、バイク乗りの皆様にとってはなかなか走りにくいコンディションだったのではないでしょうか。それでも天気は良く、気温も高め。愛車でご来店くださる方もボチボチいらっしゃいまして、バイク屋らしい時間を過ごすことができました。そんな中、店頭ではその場でのメンテナンスや軽いカスタムのご依頼もあり、オオガキも工具を片手に張り切って作業させていただきました。やっぱり現場でお客様と話しながら進める作業は楽しいですね。

さて本日は、現在進行中のカスタムプロジェクトのお打ち合わせでご来店いただいた車両について少しご紹介いたします。

今回の流れとしては、車両をお預かりする前に準備できる部分を先行して進めておき、後日しっかりとお預かりして本格的なカスタムに入るという段取り。そのため本日は、オイル交換を行いながらオーナー様と一緒にプロジェクトの方向性を詰めていきました。

まずはエンジンオイル交換について。チョッパーの場合、特にオイルフィルターが装着されていない車両も多く見受けられます。このような仕様の場合、オイル内の異物を除去する機構がないため、通常よりもこまめなオイル交換が非常に重要です。「汚れたら交換」ではなく「早め早め」が基本ですね。
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また、オイルタンクにドレンボルトがない仕様の場合は、オイルポンプの外側に接続されているホースを外して排出します。このホースはエンジンへオイルを送るラインでもあるため、外すことで自然とオイルが抜けていきます。
オイル量については、タンク形状にもよりますが、一般的には容量の7〜8割程度が目安。当店オリジナルのバレルタンクであれば、おおよそ2L〜2.25Lでちょうど良いラインになります。
そして今回はもう一点、気になる症状がありました。キャブレターからのガソリン漏れ、いわゆるオーバーフローです。
分解して確認してみると、ニードルバルブが収まるガイド部分が緩んでいたことが原因でした。この症状は本当に“あるある”でして、締め直しであっさり改善するケースが多いです。
あわせてフロートの高さもチェック。白い樹脂製のフロートは、使用しているうちに微妙にズレてきますので、分解したタイミングで必ず確認しておきたいポイントです。
基本は、フロート内側とキャブボディのラインが平行になるように調整します。特別な工具も不要なので、慣れてくればご自身でも対応可能です。
キャブレターをハズすためには、ココの4カ所あるボルトナットを緩めてハズします。
ガソリンホースもハズして、
スロットルケーブルもハズします。

最初は少し手こずるかもしれませんが、よくあるトラブルの一つですので、ぜひ経験しておくと安心です。出先でオーバーフローが起きても、落ち着いて対処できるようになりますからね~♪

続きましては、これまでにもあまり作ったことのない、シーシーバーを製作中なのでご覧ください。

ツーリングというのは、行き先によっては“荷物の積み方ひとつで難易度が変わる”遊びでもあります。特に山間部や長距離となると、しっかりとした荷造りができていないと、走りそのものが困難になることもありますよね。そんな背景もあり、今回は細身でコンパクトなボバースタイルのパンショベル様に、シーシーバーを製作させていただきました。

いわゆる“ザ・チョッパー”なスタイルとは少し違い、あくまでこの車両のシルエットを崩さないことを前提にしたデザイン。ですが今回一番の課題は、リアフェンダーの短さでした。通常、シーシーバーを取り付ける場合は、ある程度長さのあるフェンダーに固定するのがスタンダード。しかし今回はそのセオリーをあえて外し、短いフェンダーのまま、なおかつフェンダーには固定しない構造で製作しています。見た目はスッキリ、でもしっかり使える。それなりの重量の荷物にも耐えられるよう強度はしっかり確保しつつ、取り外しも可能な仕様としていますので、用途に応じて使い分けていただけます。デザイン面では、角棒をツイストしたアクセントをプラス。ただし全体をツイストするのではなく“一部のみ”というのがオーナー様のこだわり。このさりげなさが、全体のバランスをぐっと引き締めています。さらにこのツイスト部分、見た目だけでなく荷物の滑り止めとしても機能するため、実用性もしっかり兼ね備えた仕上がりとなりました。

久しぶりにこの車両をじっくり拝見させていただきましたが、オーナー様の手による“味付け”がまた素晴らしい。まず目を引いたのが、真鍮製のスパークプラグホルダー。見た目のカッコよさはもちろん、いざという時のプラグ交換がスムーズに行えるという、まさに一石二鳥のカスタムです。さらに、納車後に追加されたエングレービングパーツも各所に施されており、細部まで抜かりなし。グリップはウッド調のレザーに変更され、真鍮部分には彫金加工。シンプルだったスピードメーターには削り出しの真鍮カバーを装着し、そこにも彫金をプラスすることで、全体の質感が見事に統一されています。そしてこちらのオーナー様、山間部へのツーリングを楽しまれるとのことで、ムーンアイズ製のエマージェンシータンクを2個装備。こちらもメッキ加工+彫金カスタムが施されており、機能性だけでなく存在感も抜群です。

こうして見ると、全体としてはかなり迫力のある一台ですが、実際のサイズ感は非常にコンパクト。取り回しもしやすく、扱いやすさとカスタムの完成度を高い次元で両立したフルカスタムボバーとなっております。見た目・実用性・個性。そのすべてがバランスよく詰め込まれた、非常に完成度の高い一台でした。

それではまた明日♪

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