こんばんはオオガキです!
本日は3連休の中日ということで、店内は程よく賑わいのある一日となりました。とはいえ、少し風が強く、バイク乗りの皆様にとってはなかなか走りにくいコンディションだったのではないでしょうか。それでも天気は良く、気温も高め。愛車でご来店くださる方もボチボチいらっしゃいまして、バイク屋らしい時間を過ごすことができました。そんな中、店頭ではその場でのメンテナンスや軽いカスタムのご依頼もあり、オオガキも工具を片手に張り切って作業させていただきました。やっぱり現場でお客様と話しながら進める作業は楽しいですね。
さて本日は、現在進行中のカスタムプロジェクトのお打ち合わせでご来店いただいた車両について少しご紹介いたします。

今回の流れとしては、車両をお預かりする前に準備できる部分を先行して進めておき、後日しっかりとお預かりして本格的なカスタムに入るという段取り。そのため本日は、オイル交換を行いながらオーナー様と一緒にプロジェクトの方向性を詰めていきました。










最初は少し手こずるかもしれませんが、よくあるトラブルの一つですので、ぜひ経験しておくと安心です。出先でオーバーフローが起きても、落ち着いて対処できるようになりますからね~♪
続きましては、これまでにもあまり作ったことのない、シーシーバーを製作中なのでご覧ください。

ツーリングというのは、行き先によっては“荷物の積み方ひとつで難易度が変わる”遊びでもあります。特に山間部や長距離となると、しっかりとした荷造りができていないと、走りそのものが困難になることもありますよね。そんな背景もあり、今回は細身でコンパクトなボバースタイルのパンショベル様に、シーシーバーを製作させていただきました。


いわゆる“ザ・チョッパー”なスタイルとは少し違い、あくまでこの車両のシルエットを崩さないことを前提にしたデザイン。ですが今回一番の課題は、リアフェンダーの短さでした。通常、シーシーバーを取り付ける場合は、ある程度長さのあるフェンダーに固定するのがスタンダード。しかし今回はそのセオリーをあえて外し、短いフェンダーのまま、なおかつフェンダーには固定しない構造で製作しています。見た目はスッキリ、でもしっかり使える。それなりの重量の荷物にも耐えられるよう強度はしっかり確保しつつ、取り外しも可能な仕様としていますので、用途に応じて使い分けていただけます。デザイン面では、角棒をツイストしたアクセントをプラス。ただし全体をツイストするのではなく“一部のみ”というのがオーナー様のこだわり。このさりげなさが、全体のバランスをぐっと引き締めています。さらにこのツイスト部分、見た目だけでなく荷物の滑り止めとしても機能するため、実用性もしっかり兼ね備えた仕上がりとなりました。




久しぶりにこの車両をじっくり拝見させていただきましたが、オーナー様の手による“味付け”がまた素晴らしい。まず目を引いたのが、真鍮製のスパークプラグホルダー。見た目のカッコよさはもちろん、いざという時のプラグ交換がスムーズに行えるという、まさに一石二鳥のカスタムです。さらに、納車後に追加されたエングレービングパーツも各所に施されており、細部まで抜かりなし。グリップはウッド調のレザーに変更され、真鍮部分には彫金加工。シンプルだったスピードメーターには削り出しの真鍮カバーを装着し、そこにも彫金をプラスすることで、全体の質感が見事に統一されています。そしてこちらのオーナー様、山間部へのツーリングを楽しまれるとのことで、ムーンアイズ製のエマージェンシータンクを2個装備。こちらもメッキ加工+彫金カスタムが施されており、機能性だけでなく存在感も抜群です。

こうして見ると、全体としてはかなり迫力のある一台ですが、実際のサイズ感は非常にコンパクト。取り回しもしやすく、扱いやすさとカスタムの完成度を高い次元で両立したフルカスタムボバーとなっております。見た目・実用性・個性。そのすべてがバランスよく詰め込まれた、非常に完成度の高い一台でした。
それではまた明日♪