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COYOTE

乗り込まれて完成するヴィンテージハーレー♪

こんばんは、オオガキです!

本日の私は、車検のご依頼をいただいておりますパンチョッパー様をお預かりするため、朝から東京都内まで走ってまいりました。こうしてオーナー様のもとへ伺うたびに感じることですが、長くお付き合いをさせていただいている車両ほど、さまざまな思い出がよみがえります。

今回お預かりしたこちらのパンチョッパーも、納車から気が付けば丸7年。初めてご来店いただき、ご注文をいただいた頃から数えますと、もう10年近いお付き合いとなりました。

乗り出し当初の1〜2年は、旧車ならではのトラブルもあり、思うように乗れない時期もございました。しかし、その都度オーナー様と一緒に問題を解決しながら少しずつ熟成を重ね、今では非常にコンディションの良い一台へと成長してくれています。本日のテスト走行でも気持ち良く走ってくれまして、改めて年月をかけて仕上げていくことの大切さを感じました。

ヴィンテージハーレーは、新車のように最初から完璧な状態で付き合うというよりも、オーナー様と共に成長していく乗り物です。月日を重ねるごとにどんどん乗りやすく、信頼できる相棒へと変わっていきますので、ぜひ皆様も根気よく愛車と向き合っていただければと思います。

それでは本日の作業の様子をご紹介してまいります。

群馬へ戻りましたら、早速テスト走行を行い車両のコンディションをチェックしていきます。オーナー様からご相談いただいております点検項目はもちろんですが、私たちの方からご提案できるメンテナンス箇所がないかどうかを実際に走行しながら確認していきます。乗ってみなければ分からない症状や違和感というものは意外と多く、分解点検を行う前には欠かせない大切な工程です。

こちらのパンチョッパーは見た目のカッコ良さだけではなく、実際の乗り味も非常に優秀な一台です。ライディングポジションに無理がなく、長時間乗っていても疲れにくいため、とても扱いやすいチョッパーに仕上がっております。この日は天候にも恵まれ、テスト走行をしているうちにそのままツーリングへ出掛けたくなるような気持ちの良い乗り心地でした。特にミッドフットコントロールは、どのようなカスタムスタイルにも相性が良く、足への負担も少ないため当店でもおすすめしているポジションです。

また、キャブレターにはリンカートを装着しております。ハイパワーを追求するキャブレターではありませんが、始動性が良くアイドリングも安定しているため、街乗りには魅力的です。キックスタートとの相性も良く、ヴィンテージハーレーらしいフィーリングを楽しむことができます。ただし、リンカートキャブレターには注意点もあります。構造上、火災が起きやすいというリスクもございます。始動時や保管時には十分注意していただきたいポイントです。

そんなテスト走行を30分ほど行いまして、工場へ戻ったところでオイル交換を開始します。オイル交換前には、できるだけエンジンを暖機しオイルをしっかり循環させてから排出するのがおすすめです。汚れや異物も一緒に排出されやすくなりますので、より効果的なオイル交換が可能となります。

今回の車両はオイルフィルターも装着されておりますので、排出されたエンジンオイルを確認した限りでは気になる異物も見当たらず、安心できる状態でした。ちなみに当店ではミッションオイルに赤色のオイルを使用しております。オイル漏れが発生した際にも、エンジンオイルなのかミッションオイルなのかを判別しやすくするためです。原因究明の際には意外と役立つポイントとなります。

また、ドレンボルトに使用されている金属ワッシャーは毎回交換するのが理想ではありますが、漏れが発生していなければ必ずしも毎回交換する必要はありません。2回に1回、あるいは3回に1回程度の交換でも十分なケースが多いと思います。

このような形で、まずはメンテナンス初日の基本的な点検作業からスタートいたしました。今後はさらに分解点検を進めながら、摩耗や劣化が進んでいる箇所がないか、また今後のトラブルにつながる要素が隠れていないかを細かく確認していきたいと思います!

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