こんばんわオオガキです!
今日はまず、最近連続してご相談のある点火系のお話を。。。
ショベル時代までのエンジンでは、メンテナンスが必要不可欠な構造も多く、そのために苦痛と感じてしまう内容もあると思います。ですが、現代ではハーレー人気のおかげで様々な対策部品が存在しますので、メンテナンスフリーなショベルに近づけることもできます。サイドバルブからナックルパンまでもショベルと似た対策が可能ですのでご安心下さい♬
ショベル前期までに使用されていたのは、「ポイント点火」と呼ぶシステムです。これは一番アナログなもので定期的に調整やグリスUPなどのメンテナンスは必須となります。また、合わせて必要な進角装置であるガバナのメンテナンスも定期的に必要となります。
そのポイント点火のメンテナンスを少し楽にしてあげられる部品がダイナSという商品で日本ではもっとも需要のある「セミトランジスタ点火」となります。ポイント、コンデンサー、と呼ぶ部品が無くなるため、その部分でのメンテナンスは必要なくなります。ガバナについてはポイント点火と同じものが使われていますので、そこのメンテナンスは必要です。
そして、「フルトランジスタ点火」というシステムについては、ポイント、コンデンサー、ガバナ、のすべてが無接点式となり消耗はなく、定期的なメンテナンスは必要でなくなります。ポイント式、セミトラ式、に困り果ててしまったとしたら、フルトラ式が一番オススメとなります。当店では良くダイナ製の2000iを使用しています。
具体的には店頭にて部品を見ながらご説明させてください(^^)/
では、オーダーメイドでのプロジェクトであるパンボバー様をご紹介させて頂きます!
前後18インチホイールで構成することになり細身でコンパクトなパンヘッドとなりました。もともとはショベルヘッドエンジンとして仮組していましたが、後にパンヘッドに載せ替えて再度組直させて頂きました。残すはナンバーを取得して慣らし運転を積み上げるのみです。
UP画像にしてしまうと分かりにくいですが、とても小ぶりなテールランプ「ベビースパルト」がとてもカッコイイです!サイドナンバーが好きではない方にとってはオススメな商品です。ナンバー灯も付いているため夜走行時も安心です。
キャブレターはパンヘッドでもクイックに走れるようにミクニ製HSRを装着させて頂きました。国産キャブならではの細かなセッティングも対応できますので、長い年月を走りながらより好みな体感をできます!
チェーンガードはシンプルに最低限な雰囲気で♬チェーンから跳ね上がるオイルが着ている服に到着しないように(^^;)
ココではステップに置いた足がエンジンプーリーで削られないように最低限なデザインでお作りしています。
エンジン横にマウントしましたモトガジェット製スピードスターメーターはポリッシュ&ブラック仕様。走行距離を表示するオドメーターまで調整できますので、メーター交換した時も以前の数字を引き続き表示できます。
18インチのタイヤは様々な種類が選べますが、この同じコッカー製ベックのホワイトウォールは幅は2インチと1-3/4インチが存在します。
パンヘッドエンジンはアメリカにてリビルトされた状態のキレイな個体を、当店でも分解して点検しながら強化部品をおりまぜ再度組み立てました!
反り上がりの強いバックアップのソロシートは、遠藤自動車仕様の乗り心地と見た目を追及したデザインとしています。画像の表皮は茶色ですが、黒はもちろんのこといろんな皮が選べます!
続きましては、二階にて女性オーナー様のプロジェクトです!
本組段階へ突入している状況ではありますが、ちょこちょこと目立たないところから進んでいます(^^;)
スポーツスタータンクにはハンドメイドでカバープレートを製作してアクセントとなっています。
仕上げにはエングレービングで彫り込んで、銅メッキ加工にて完成です!綺麗なママも良しですが、これまた変色してくればドンドンシブくなってくれるはずです。
ドラッグスペシャリティーズ製のスリムなソロシートはこの度のイメージにバッチリです。フレームとフェンダーの合わせ面は見えにくいところを加工してイイ感じに合わせます!
シートを固定するブラケットもちょっと工夫してお作りしています。。。
この辺のクラッチ関係のレバーも。。。
エンジンはただいまオーバーホール中~。
ロングツーリングも対応できるようにキャリヤも同時に作らせて頂いております。基本はない状態で走って頂けるように設計しています。
艶消しの濃紺がカッコいい~~★銅メッキとどこまで上手にコラボできるか?楽しみです(*^^*)
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