こんばんわ、おはようございます、オオガキでございます(^^)
5月3日より6日まで連休を頂くことになっておりますが、その前日である2日も納車納車納車の1日でした!オオガキは配達係で外回りでしたが、店頭でも納車となった車体もありました。自粛運動の中ですので、納車となっても磨いたりして静かに楽しむことになることとは思いますが、手元にあるだけで楽しみがある。。。そのように思っています。
そして、納車させて頂いた最後に、出張修理で立ち寄った際の記事を今日は書きたいと思います!
約1年ぶりにお会いしたショベルヘッド様↑↑でしたが、エンジンかからない症状となっていました。今日までの間にオーナー様自身で、ある程度のご対応を試みて頂いていました。アレコレ買って頂き交換が可能なところはすでに対策済み、、、なので、ただの部品交換だけでない部分を私がお手伝いしに来たところです。
エンジンがかからない。そんなときにはたくさんの原因追及方法がありますが、まずは電気系故障なのか?燃料系故障なのか?おおざっぱに把握しなくてはなりません。
燃料系トラブルの場合は、、、
①ガス欠:ちょっと残っている程度ではダメかもしれません。給油してみましょう。
②ガソリンが流れていない:キャブレターにつながっているホースをハズして、ガスコックをONにしてガソリンが出てくればOK。
③キャブレター内部の問題:キャブレター内にはガソリン満タン。でもそこからエンジン内へ流れない。この場合は分解して点検するしかないです。
電気系トラブルの場合は、、、
まず、イグニッションスイッチをONにして灯火類が点灯しますか?すべてが点灯しなければ、バッテリー損傷か?ヒューズ切れ?配線の断線?ゆるみ?スイッチ自体の損傷?などなど点検します。点灯するならば、次にプラグに火が飛んでいるかをチェック!プラグに火が出ていなければ、プラグ交換、プラグコード交換、イグニッションコイル交換、ポイント交換、コンデンサー交換、もしくはトランジスタ(ダイナSなど)交換、など。日が出ていなかったら、どこかの部品が壊れているだけなので、交換しまくればいずれは解決までたどり着きます。火が飛んでいてもその火が弱いということもあるので、それだけでは安心しきれません。
大体↑↑こんなもんです(^^;ザックリ話でごめんなさい。。。
この度の直接的な原因ではなかったですが、ダイナS周辺を点検させて頂きました際に気づいた点があります。ここ数年間のダイナSの↑↑このマグネットは、飛んでしまう傾向にあります。ので、マグネットが飛ばないようにボンドでフタしちゃうように固定しちゃったほうが良いです。
青いマジックペンのマークはオオガキが勝手に付けたマークですが、この周辺を分解しちゃう前にはマーキングしておくと便利です。もともとの調整がわからなくなると面倒になるので、分解前には忘れずにマークしておきましょう。いじる壊さないように気を付けてください(^^;)
SUキャブレターの場合は、上にあるこの部品を定期的に清掃して潤滑するとイイです。パーツクリーナーで清掃して、小傷は300~600番くらいのヤスリで研磨して表面を整えます。仕上にKURE5-56みたいな潤滑剤を塗って元に戻します。この動きが悪いと調子悪くなります。
二連パンタジャッキがあるとメンテナンスは最高に便利になります。お借りしてひとまわり点検させて頂きましたが、ブレーキケーブルの調整します!
ドラムブレーキの場合は、ケーブルの遊び調整が必要になります。ブレーキレバーがグリップにくっついちゃうくらいになったら、調整したほうが良いかもしれません。↑↑画像の赤枠のアジャストボルトを上方向に回してあげると、ケーブルの遊びが少なくなるので、ブレーキレバーがグリップから離れていきます。でも、やりすぎるとブレーキが効きっぱなしになるので、前輪を地面から離して手の力で空転させてチェックします。重かったらブレーキが効いている証拠です。
、、、と、故障診断とメンテナンスも少しして、今日は終わりとなりました!この時のように直せることもありますが、直せない大掛かりなこともあり得ます。その為にやはりレッカーをいつでも要請できるように加入しておきましょう。当店まで400~500キロほどのお客様なら、AIG損保のロードレスキュープランがオススメです(^^)/
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