こんばんわオオガキです!
6月から新しいスタッフが加わることとなりました。整備は普段は担当しませんがWEB関連ワークを主に担当してもらえるようになりますので、オオガキのとても遅い御見積と御請求が少しは早くなるかと思われます。。。おかげ様でこの春もたくさんの御依頼を頂戴できておりますので、お待ちくださっている皆様にはご迷惑おかけしておりますが、引き続き温かい目で見守って下さると幸いです。
ところで、先日かなりヤレヤレなショベルヘッドが届きましたのでご紹介致します。
車検でお預かりしておりますAmerican柄のチョッパー様は、良くツーリングされるオーナー様ですので、消耗品は一切合切交換しちゃう整備planです。 エンジンはエボリューションを搭載しておりまして、短いマフラーから鳴るサウンドはなかなかのボリュームとなっています。近隣のイベントごとには良く参加されている方なので、見たことある方も多いかもしれません。 オイルフィルターが硬くて全然取れません、ってことも良くあります。そんな時はドリルで穴開けしてブっ壊しながら回しとります。専用レンチでも空回り汎用レンチでも空回り。。。そんな時もあるので単なる脱着とは言うものの手こずることもございます。 エンジンオイルはフレーム外側に設置しておりますこの縦型タンク。良く風にあたる場所のため冷却効果としては最高の位置です。オイル交換の時も邪魔な部品が無いのでとてもスムーズに排出できます。 ブレーキランプの反応が悪い?ってときありませんか。そんなときの多くは油圧スイッチの不良です。油圧式スイッチのバイクの場合は、まずそのセンサーを交換してみてどうなるか?検証してみましょう。そっれでも変わらない場合は、機械式のセンサーに交換することもオススメです。
信号待ちでなるべく低めのアイドリングを楽しみたい。。。そんなお悩みの時の多くのキャブレター周りの調整やら交換やら。もともとはS&S製Eキャブレターが付いていましたが、そっくり別キャブレターに交換しました。 今回はSUキャブレターに交換しました。小ぶりなタンクの場合は燃費が良くなることもメリット大きいと思います。で、Eキャブレターが悪いわけではありません。特性としてパワーが出やすいキャブなので、低回転で安定しにくいことが多いだけです。 皆様工具は必ず携帯しましょう。持っていなくてもなんとか完走できちゃう方はベテランさんだけです。初めて乗る方や乗る頻度が少ない方は、いつ故障してもイジれるように持っているべきと強くお伝えしたいです。もしくは、工具は持たず、故障したらいさぎよくレッカーする、という考え方もアリかもです。その場合は保険は必須です。 ポイント点火の場合は、コンデンサーの予備を必ず携帯したいです。さらにポイントの接点を研磨するための紙やすりも携帯しましょう。プラグ、コンデンサー、ポイント、この3点は頻繁に交換が必要な部品の代表例です。