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COYOTE

+8インチなナロースプリンガーフォーク入荷!

こんばんわオオガキです!

先週までは「今年は梅雨らしくないなぁ」と思っていたのですが、今週に入ってからは一転。毎日のように雨が降り続き、まさに梅雨本番といった天気になりました。これだけ雨が続くと、一番困るのがテスト走行です。整備やカスタムが完了した車両は、必ず実際に走行して最終チェックを行っていますが、この天候では思うように試乗ができず、多くの車両が完成目前でストップしてしまっています。こんな時は、大きな物流倉庫のような広い屋根付き施設で、雨を気にせずグルグルと走り回ってテストできたら最高だなぁ…なんて考えてしまいます。お待ちいただいている皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、妥協せず、しっかりと最終確認を行ってからお渡ししたいと考えております。

さて、本日はそんな雨日なので、工場の様子をのぞいてみましょう。

新品のナロースプリンガーフォークが入荷しました。今回入荷したフォークは、メーカーとしての表示は+8インチロングで、実測は一般的な74スプリンガーより約+9インチロングの仕様。ロングフォークならではの存在感があり、チョッパーらしいシルエットを演出してくれます。正直なところ、こういった部品は何度も見慣れているはずなのですが、新品が届くたびに気持ちは毎回同じです。箱を開ける瞬間のワクワク感。 梱包材を外し、ピカピカのクロームメッキが姿を現した瞬間。「このフォークを使ったら、どんな一台になるだろう?」そんな想像が自然と膨らみます。カスタムバイクづくりの面白さは、完成車を見るだけではなく、一つひとつのパーツから理想のスタイルを組み立てていく過程にもあります。

ナロースプリンガーの場合は、ディスクブレーキを装着することが困難でありますので、一般的にはミニドラ厶ブレーキを利用するか、ブレーキ無しを選択するか、という二択となります。

今回はお客様からのご依頼で、このナロースプリンガーを活かして、少し前上がりのチョッパースタイルをイメージしながら製作を進めていく予定です。ロングフォークならではの伸びやかなラインと、ナローならではのシャープな印象を組み合わせた一台になる予感がしています。

さて、別のリフトの車体を拝見しましょう。

現在カスタム中のショベルチョッパーですが、今回はガソリンタンクとハンドルを交換し、車体全体のシルエットを見直しました。

今回採用したのは、2.25ガロンのXLレプリカ・スポーツスタータンクです。そのまま取り付けるのではなく、既製品のブラケットを一度切断・加工し、ローマウント仕様へ変更。タンクの位置を低くすることで、エンジンとの一体感が増し、より低く長く見えるスタイルを目指しました。さらに、ハンドルは当店オリジナルのプルバックハンドルへ交換。タンクとの相性も抜群で、全体的に無駄を削ぎ落としたような、とてもスリムな印象に仕上がっています。

足まわりはフロント21インチ、リア18インチの組み合わせ。このサイズバランスによって、ナローな車体がより強調され、シンプルながら存在感のあるチョッパーらしいシルエットになりました。完成が近づくにつれて、「これはカッコいい一台になりそうだな」と感じています。

そして今回、このショベルヘッドエンジンは一般的な刻印位置に**「☆☆☆☆(星4つ)」**の刻印が入っています。実はこれ、1984年式などの高年式ショベルで見られる純正刻印です。「コレっておかしいよね?」と思われることもありますが、決して後から打刻されたものではありません。市場でもあまり見かけることがないため、ご存じない方も多いかもしれません。しかし、なぜこの年式だけ星を4つ刻印したのか…。今でも明確な理由は分かっておらず、ヴィンテージハーレー好きとしては非常に興味深いポイントです。こうした細かな違いを発見できるのも、長年ヴィンテージハーレーに携わっている楽しさのひとつですね。

完成まであと少し。引き続き、細部までこだわりながら製作を進めていきたいと思います。

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