先ほど遊びに来てくださいましたショベルチョッパーくん、このオーナー様も納車して一年未満ですが、5000キロ以上突破しているほど乗られていらっしゃいます。そこで、今日は消耗品の中でも王道なパーツを交換させて頂きました!
リヤチェーンをサンダンス製のゴールドブラックに交換しました!気づいたらダルダルになってしまっているほど疲れていましたので、強度のあるサンダンスRKチェーンをつけることになりました。真鍮パーツ多めの車両ですので、カスタム要素としても効果大です。チェーン調整を見逃すとフレームやフェンダーにHITしてしまうことになりますのでご注意を!!
超ショートなフロントフェンダーお作りいたしました(^^;
といってもかなりこだわったデザインを作らせて頂きましたので時間はとてもかかりました!
何と言ってもフォーク側にどうやって固定するかが問題です。この度はフォークを全バラしてネジ山を埋め込み、フェンダーをおさえることにしました。。。。これで、ギリギリタイヤとの干渉を避けることができそうです。
シートは丸棒で巻いたようなデザインとしましたが、これは取り外しができて革貼に影響がでないようになっています。後は車体への取付を頑張ります。
こちらは当店で初お見かけのスピードメーターです。完全デジタル表記のため未知の領域ですがカッコよく収められるようにブラケットを検討します。携帯電話よりも小さいサイズです。
約1センチの薄型デザインのためスペースを取るのは簡単そうです。
ドイツ製モトガジェト。今のところ大きな不具合は聞いておりませんが、このメーターの旧車との相性はいかがなモノかは?まだまだ分かりません。。。。
茨城県T様分のワンオフシート届きました!ランブータン製のダイヤステッチシートの皮を指定して作って頂きました。
お尻がズレ込まないためのバックアップがしっかり入っています。
画像が分かりづらいと思いますが、茶色でも少し色ムラがあっていい雰囲気が出ています。
こちらは同じくランブータン製シートですが、黒皮仕様です。愛知県S様分となります。
黒と言っても様々ですが、艶がありすぎない合皮で耐久性のある皮となっています。雨にも強く気にせずガンガン乗れます。
さて、お次はショベルエンジンの分解作業をズラッとご紹介いたします。
大分のリキ様ショベルくんとなります。エンジンオーバーホールとともに外観もビッカビカに変身させるためにすべてをバラします!それぞれ施工する内容が多いため時間との戦いです。
この度は1340ccのエンジンをご指定頂いておりましたが、もともと使用する予定だったエンジンが、開けたら1200ccの中身が入っていて、どうしようもなかったので別のコンディションの良さそうな1340ccエンジンを連れてきてオーバーホールを進めます。ショベル以前モデルでは珍しい事ではないのですが、開けないと気づけないこともあるので在庫車両が多くないと、このような事態に対応できないので常時在庫が必要になってしまいます。。。
予想通り、すでにしっかりと手が加わっていたエンジンだったので安心して続けます。ケースの中に赤色の塗料が付いているのはショベルでは通常ありませんが、ケース自体の小さな穴から余計なオイル漏れが出ないようにするための処置として加工されていました。パンヘッド以前ではほとんどのエンジンに加工されていることがあります。
エンジン内部にはそれぞれ刻印が残されています。これは純正品番ですが、この場所はクロムメッキに交換しちゃうので社外品となります。
腰下と呼ばれるカムカバーの内部はこんな感じです。ショベル、エボもほぼ同じ見た目です。
カムシャフトはハイパワー用のモノが入っていましたが、この度はあるこだわりによって標準に戻すことにしました。。。
オイルポンプが付いている面の数個の穴がそれぞれの年式によって違います。また、社外オイルポンプを取り付ける際に穴を増やしたりすることで元の年式の判別は複雑になってきますので、修理の際はエンジン年式とパーツの年式が一致しているといっても、合わないことがあるので真剣に見ないとダメです。合わないといっても取付はできてしまうので気づかないでつけることができるから危険な場所です。
クランクケースがついに真っ二つになりました。。。
一番重要なクランクケースですが、、、状態が良いので分解点検して、芯出し調整、ブッシュ交換などなど行います。
ピストンが付くところのブッシュは良くへたってしまうので、同時にブッシュ製作入れ替えを行います。ついでにピストンピンも新品交換です。
ショベルヘッドと言えばココ、のシリンダーヘッドです!カバーをかけるとこんな感じです。
白煙を履いてしまう車両の原因はだいたいココのバルブ周りです。バルブ周りは意外と施工する内容が多くあるのでピストン交換よりもお金がかかります。。。
ヘッドカバーはクロムメッキの新品に交換するため分解して中身だけ頂戴します。中古のエンジンパーツの場合は特にキレイに再メッキができないことが多いため、新品交換しかオススメしないです。。。新品のキレイすぎる雰囲気がNGな方には中古再メッキがイイと思います。
ボルト類はすべて再メッキ又は新品交換で仕上げる予定です。なのでとってもきれいになっちゃいます。。。
またリビルトは内燃機加工屋さんから戻ってきたら再開させて頂きます。
ではでは、本日は早めの更新でしたので、引き続き頑張ります!!!
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