こんばんわオオガキです!
なんだか今日は店内のWIFIが調子悪いのか?ネットぐるぐるが非常につらいです((+_+))
専門家様お助け下さいまし。。。
そして、どこもかしこも人手不足と言われておりますが、当店もまだまだ増員しないとなが~~い納期が改善できない状況ですので、バイク屋になりたい方を随時募集しております♪♪整備業界に対して無資格未経験の方でも少しずつ覚えて頂ければOKです!覚えることはたくさん有る職種だと思いますので簡単ではないかもしれませんが、その苦労を経て自身の腕を磨き楽しんで働いてみませんか(^^)/
ご相談お待ちしております♬
では、今日はまず、ショベルヘッドエンジン周りの整備をご紹介しちゃいます!
腰上オーバーホールと言ったら↑↑こちらのような部品達を修理することになります。上記画像は修理済み状態それぞれ。
まず、ショベルヘッドの特徴であるヘッド部。↑↑画像はすでに修理後の画像ですが、外観のウェットブラストも終えてピッカピカに復元しています。
このゴールド色の部品が重要なバルブガイドです。これを使用するバルブに合わせて製作して入れ替えています。
バルブはコノ細身な傘みたいなヤツのことです。これも曲がったり痩せ細ったりするので交換することもあります。損傷が激しくない場合は研磨だけで仕上げます。
バルブガイドにシールを取り付けておけば燃焼室にオイルが侵入しにくくなりますので、ついていない年式も通常は付けてあげる加工をすることが多いです。シールもそれぞれ種類があるので特徴も違いオススメは乗り方で変化いたします。
これらが交換済みのバルブ、ガイド、シール、の3点セットです。このゴールドのガイドとバルブの隙間からオイルが燃焼室に侵入しますが、それを最小限に抑えてあげる役割なのがシールです。付けていないエンジンも多くありますので、正解不正解のお話ではないのでご注意ください。
ココが燃焼室。ヘッドとシリンダーが合わさる面通しは平らでないと圧縮が漏れてしまうので、分解時には面研磨を行っていくことが通常です。もちろんケズリ過ぎてしまうとダメなので、最低限の研磨で仕上げます。
プラグのネジ山も良く壊れちゃうポイントです。分解と同時に確認して直してあげたいですね!
ショベルヘッドで多いマフラー付け根のネジ山損傷も気にしてあげます!ココはかなり多めの故障率なので日常的に修理している現状です。
↑↑NEWピストン。1200ccモデルでは7段階も存在して、消耗品のように交換できるように準備されています。
ピストンリングは常時こすれ合っているので、分解したついでに新品交換することが多いと思われます。
NEWピストンに合わせてシリンダー内壁を削って理想な寸法へ仕上げます。ピストンによって隙間のサイズを決めます。膨張率の大きいピストンは隙間を大きくとらないと焼き付いちゃいますし、無駄に隙間を作ればオイルが燃焼室に侵入しちゃうので難しい見極めとなっています。
ちょっと分かりにくかったと思いますが、腰上(エンジン上半分)の修理となると上記のような一連が一般的だと思います。当店のオススメオーバーホールプランにはこの内容が含まれ、さらに腰下(エンジン下半分)の方にも点検を加えて組直しいたします。
でも、この分解修理をした後安心しきってはいけません。新しく交換した部品たちが馴染んでくれるまでの道のりは長く、コマメなオイル交換を始め、丁寧に乗ってあげないと。。。3000~5000キロくらい走って頂けると、それなりに慣らしも終わってイロイロ安定してくれる時期になると思います(^^)
では、エンジンのお話は終わりまして、お次へ参ります!
ただいまオーダーメイドにてご依頼頂いておりますチョッパーprojectのペイントが完成したのでUPさせて頂きます。とっても素晴らしいデザインのカスタムペイントですが、実はオーナー様自身で塗られた作品です。
フェンダーにはレースやラップの柄を入れてあります!グリーンとイエローのバランスがまたキレイでカッコイイ仕上がりと思います♪
フレームも柄が入っているので、大変な労力だったと思われます(^_^;)でも、一層カスタムバイクっぽさ強まって完成が待ち遠しい1台となりました★
お次はヘルメットのカスタムペイントをお見せします!
小さなヘルメットに一切の妥協無くペイント技術を盛り込んだ作品となりました( ^ω^ )唐草模様はゴールドリーフにて。キャンディブラウンをベースとしたグラフィックペイントです。
blogでも以前にご紹介しているマシンに合わせてのペイントです。納車には間に合わなかったので、これよりお届けいたします。
左右非対称で丸み帯びたライン。バイク自身も左右非対称なのでそれでちょうど良く見えるはずです♪
ヘルメットをチョコんと置いた状態でも絵になりそうな気がします。。。
↑↑こちらは前後のブレーキ部品一式となりますが、新潟県F様ショベルチョッパーくんのドラム達です。そろそろ本組がスタートできる状態に近づいてきましたが、新品で購入したドラムブレーキはそのまま使用すると制動力が弱すぎるので調整させて頂きました!
問題なライニングは新品出荷状態ですと、ドラムに対してアタリも出ておらず当面の間、効きが弱いままで乗らないとなりません。地道に馴らしていけば問題はないのですが、その時間をショートカットするため、機械加工によって芯出しをして走行前にアタリを出しちゃいます。この度はライニング自体も付属していたモノではなく、張り替えて具合のイイ状態に調整させて頂きました( ˘ω˘ )「ドラムブレーキが効かない!」にお悩みの方はぜひご相談下さい。、、、でも、ディスクには勝てませんので、、、。
では、また明日お会いしましょう♪
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