ここ数年の当店で、もっとも人気の強いカスタムハーレーでありますコンパクトなボバーstyleを、まだまだ新しい2013年式ツインカムエンジンを使って作らせて頂きました(^^)
一番のポイントは、純正のフレームを使用するのではなく、サスペンションの無い古き良きリジットフレームにエンジンを載せて作り上げているところです。乗り心地が悪くなってしまうことはデメリットでありますが、最大のメリットは最低限の構造でスッキリしている見た目です。さらには車高を限界まで下げることができ、足つきも良く重量も軽くなる点も捨てがたいところ。
高性能電気制御部品は取り外し、旧型のシステムに近づけられるよう隅々まで手を加えています。その電気部品も走るために最低限であるため、シンプルな見た目を追及できる条件がそろいます。可能な限りアナログにしていくついでに、インジェクション方式までを取り外し、キャブレター方式に変更しています。インジェクションと比べれば不便になることは間違いありませんが、キャブレターだからこその見た目の味わいがあります。
外装品のほとんどを小さくすることで当店の人気スタイル「ボバー」が完成します。また、ヴィンテージハーレーの常識である前後16インチホイールを使用して、ヴィンテージデザインのブロック状タイヤをはかせることで、車体全体にワイルドな印象を与えています。
フロントフォークは今時ではないスプリンガーフォークをセットします。これによってより一層の旧さをアピールすることができます。スプリンガーStyleを好きになってしまった方には欠かせないアイテムとなります。スプリンガーを純正採用していた昔はドラムブレーキを採用していましたが、エンジンのハイパワーに合わせてディスクブレーキ仕様としています。その点は最低限の今時仕様にしているつもりです(^^;)
1580ccもある排気量のエンジンをサスペンションの無いフレームに載せるという事は通常ではあり得ない話かと思いますが、その通りでショベルヘッドなどの旧式エンジンよりも強い振動を味わうことができます。マフラーサウンドは現代の純正ハーレーとは違ったリズムで、よりハーレーらしい体感ができることと思います。
キャブレターはメイドインJAPANのミクニ製HSRを装着しています。ヤハリ今時のエンジンを載せたからには安心が楽しめるように重要な部品は国産キャブがイチオシです!メイドインUSAも捨てがたいわけですが、この度のマシンは安心をポイントに。
純正ハーレであれば当然ベルトが剥き出しにはなっていませんが、スッキリさせるために不可欠なオープンベルトプライマリーは必須なカスタムです!グルグルと回転している姿はハーレーならではで魅力であり、機械感が強く楽しめる姿です♬
ハンドルはシンプルなデザインながらも既製品では販売されていない当店オリジナルです。差し色として真鍮製のゴールド部品を使うことも当店得意のカスタムです。真鍮は経年劣化も楽しめるためヴィンテージstyleを目指すには必須アイテムです。
タンク容量はたったの7リットル、、、と、思われると思いますが、7リットルもはいる!、、、っと、考えられるようになれば心配ありません。1リットルあたり約15~20キロ走行できるので満タンで約100キロ可能です。休憩多めにこまめに給油すればなんとかなります(*^^*)
リヤフェンダーは最低限の長さに!雨の日は地面から雨が巻き上がってきてしまうかと思いますが、なるべくタイヤを剥き出しにしてワイルドに見せます。不便でも見た目をとにかく追及したい結果となっています。
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