こんばんわオオガキです!
この二月に入ってビックリするほど急激にお問い合わせが増えてきました。カスタムのご依頼も多いのですが、車両検討中のお客様が春までに、、、っと、こぞってご相談を頂きますが、まことに申し訳ないことに、ほとんどの場合春には間に合わせることができない状況です。車検が残っている車体なら間に合うかもしれませんが、仕様変更カスタムのご依頼があった時点で、間に合わなくなります。その辺も含めてご検討いただけましたら幸いです。
では、今日は当店が提示している年式についてのお話です(^^)
↑↑画像のエンジンは、刻印から判断して1973年式と判断できます。末尾にH3と刻印されていますが、そのHは7年という意味で、3はそのまま3年と読みます。よって73年式と判断しています。ちなみに1980年エンジンの場合は、J0と刻印されています。
↑↑画像のエンジンは、1983年式なのですが、どのようにしてわかるかというと、左から4個目のDが83年と判断できます。DCはモデルを判別し、Kは1340㏄ショベルヘッドとなります。81年式以降のエンジンは、左から4個目の文字で年式を判別できるようになっています。
一度、ご自身のエンジンを見てみて、調べてみるのも面白いと思いますよ~♬
少数ですが、上記二種類の刻印以外のケースもあります。それが知識不足によって純正ではないエンジンと呼ばれてしまっていることもありますが、ハーレーマニュアルブックでは紹介されていない刻印も存在する事実もあります。もし、お客様の個体が変わった番号であればぜひ一度ご相談ください!
なお、車検証上にはエンジン年式の記載は義務付けられていませんので、必ずしも車検証上の年式と思えるような数字とエンジン年式は一致していません。たとえば、1970年の車体に84年式のエンジンが搭載されていた場合は、日本の車検証上は70年式となってしまいます。その車体の年式というのは、アメリカでの登録書類上の数字が反映してしまうので、新品のフレームであってもその登録書類上の年式が日本では記載されることになります。日本とアメリカのルールの違いによって生まれる不一致でありますので、カスタムハーレーの場合は特にエンジン刻印だけを見て、当店では「〇〇年です」と申し上げています。
そもそもフレームから非純正であるカスタムハーレーの場合は、当時物がエンジンしかありませんので、エンジン刻印だけしか判断材料はないと言えます。また、アメリカ現地の登録書類って間違っている状態のまま訂正もなく現存しているんです。よくあるのが、数字の6がGになっていたり、数字の1がIになっていたり、、。こうなっていると輸入した後、結構めんどうなことになります。アメリカサイドでは書類が間違っているだけだから問題ないというでしょうが、日本人は柔軟ではないので車検を受けられません(+_+)
ちょっとした雑学でしたが、いかがでしょう。。。
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