本日は6月末頃に買い付けに行きました時の荷物達が、40フィートのコンテナで当店に到着しました。おととい、東京大井税関にて無事に輸入許可をもらえたので、予定通りお盆連休前に納入となり、一大イベントを終えることができました。







たくさんのカスタムベース車と、たくさんのカスタムパーツを、すべて検品しながら店内へ。保管するスペースもかなり少なくて厳しい状況ですが、新しいショールームのおかげで何とかなりました。
すぐにでも販売できそうなチョッパーだけご紹介します!

純正フレームを活かしたままでハードテール化しています。あえて塗装していないStyleなのでサビが適度でカッコいいチョッパーです。フロントはブレーキなしでいわゆるスーサイド。いかにもアメリカらしい姿です。スロットルは インターナル式になっており、ケーブルはハンドルパイプ内を通っています。小さめなエイプハンドルに、ミッドコントロール、とても乗りやすいポジションだと思います。純正プライマリーを生かしていますのでセルスターターもあり、ジョッキーシフトではなく通常のハンドクラッチ仕様となっています。

先ほどチョッパーと作りが似てるので気にしてみていたのですが、たまたまこのチョッパーをビルドアップした方が、先ほどのチョッパーと一緒でした。通りで作りが似ているなあと思って見ていたのですがコレで納得。フレームの作り方や様々な加工方法がとても似ています。フロントフォークがリーフスプリンガーというポイントがオススメ。ダートが得意そうなブロックタイヤがとても魅力的です。

アメリカンなテイスト強めなボバーカスタム。ガソリン容量がかまあまあ入るサイズ感のタンクがポイントです。やっぱりフロントブレーキはなくスーサイド。アメリカで作るチョッパーの多くがこのような仕様です。エイジング加工というわけではないのですが、ツヤのない茶色系の塗装の結果、どちらかというとヤレ感を演出しております。綺麗すぎないバイクをお探しの方にはちょうどいい雰囲気かもしれません。

99年はエボの最終モデルです。リジットフレームに搭載されたエボエンジンと、ショベル用の4速ミッションで構成されています。日本国内では エボリジットカスタムはまだまだ希少なジャンルです。アメリカでは珍しいブラックペイントのチョッパー、それはむしろ日本人好みの雰囲気になっていると思います。ピーナッツタンクには少しのエグリ加工がされています。その凹凸の境目に センスよくラインを引いているところがポイントです。

すべてはご紹介できませんが、コンテナが到着するのはいつも楽しみです。欠品していた部品達も入荷し、長くおまたせしていた方々の続きができるようにもなりまして、まずはひと安心。夏季休暇に入る前でホッとしました!