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キャブ車は山で調子を崩す?

こんばんは、オオガキです。

本日は朝一番で、長野県松本市にお住まいのお客様のもとへパンショベルをお届けに走ってきました。群馬県太田市から松本方面へ向かいますと、自然も豊かでとっても気持ちの良いルートが多いのですが、やはり気になるのは「標高」の変化です。ちょうどオーナー様ともキャブレター調整についてお話しておりましたので、今日はそんな内容をブログにしてみたいと思います。

先日のお休みの日に、オオガキもプライベートにてツーリングへ行ってきました。その際にも起きたことなのですが、標高の高い山へ向かっていくにつれて、バイクが少しご機嫌ナナメになってしまいました。原因はプラグが真っ黒にかぶってしまったことです。要するに、ガソリンが濃い状態になってしまったということになります。

インジェクション車両であれば、空気量や環境変化に応じてコンピューターが自動補正してくれますが、旧車のキャブレター車両にはそんな便利機能は一切ありません。出先で工具を使い、自分で調整してあげる必要があります。標高が高くなると「空気が薄くなる」とよく言われますが、まさにそれが原因です。平地で理想的にセッティングされていたとしても、高地では吸い込める酸素量が減ってしまいます。

ですが、キャブレターから供給されるガソリン量は基本的に変わりませんので、自動的にガソリン割合が増えた「濃い状態」になってしまうわけです。そうしますと、

・マフラーから黒煙が出る
・加速時のパワー感が弱い
・アイドリングが不安定
・レスポンスが鈍い
・プラグがかぶる

こんな症状が発生しやすくなります。今回のオオガキのツーリングでは、走れなくなってしまうほど深刻ではありませんでしたので、だましだまし高地を走り切り、平地へ戻ってきたタイミングでプラグ交換を行い回復させました。同じような経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。「山へ行くと調子が悪くなるんです」というご相談は実際かなり多くあります。ですが、これについては故障ではなく、ちゃんとした理由がある自然な現象でもありますので、理解していれば必要以上に心配しなくても大丈夫です。現代では、まさに旧車ならではの悩みかもしれませんね。では、高地でそんな症状が出てしまった場合、どうすれば良いのかというお話になります。

まず、走行できるレベルであれば、無理しない範囲でそのまま走り続けてみるのが一番良いと思います。もし、「ちょっとこれは厳しいかも…」というくらい症状が悪化してしまった場合は、まずプラグを新品へ交換してみてください。一度かぶってしまったプラグは金属ブラシで磨いてあげても完全復活しないこともありますが、新品へ交換すると再びしばらく走り続けられるケースが多いです。

ただし、高地を長時間走り続けるようなツーリングコースの場合は、キャブレターのミクスチャー調整を行い、少しガソリンを薄くしてあげたほうが調子は良くなると思います。

例えば、

SUキャブレターの場合
→反時計回りへ半回転ほど
EキャブレターやCVキャブレターの場合
→時計回りへ1/4回転ほど

このあたりが一つの目安になるかと思います。

ただし、普段からミクスチャー調整に慣れていない方であれば、無理に触らないほうが安全かもしれません。「元に戻せなくなる」という二次被害が、実は一番怖かったりします。

ですので、まずはプラグとプラグ交換用の工具を携帯しておくことが大切ですね。山道ツーリングは景色も最高で本当に気持ち良いですが、旧車にとっては環境変化との戦いでもあります。そんなクセも含めて楽しめるようになると、より一層ツーリングが面白くなる気がします。

これから山方面へ走りに行かれる方の参考になりましたら幸いです。

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