おはようございます！
今日はショベルエンジン分解点検をまとめてご紹介致します。埼玉県O様ショベルワイドグースくん用エンジンでございます。
もともとオーバーホール済みとしてアメリカより購入してきたエンジンです。念のため、チェックをするために分解いたしました。
一気にここまで分解です。フライホイール周りには大きなガタなど見当たらなかったので、ここで分解ストップです。エンジンケースもブラストにて綺麗に加工されておりました。
それぞれ中身の構成部品も新しいのが入っていたり調整も行き届いていたので、当たりを変えたみたいです(^_^)
オイルポンプは高年式用の純正オイルポンプでした。エボ前期も使用しているタイプです。
タペットローラーと呼ばれるパーツはJIMSという高級メーカーパーツに変更されております。
シリンダーヘッド周りも修理されておりました。バルブ研磨にガイド交換等、ひととおり問題なさそうです。
ピストンも新品交換済みです。
しっかりとボーリング跡が残っておりました。
バルブガイドはステムシール無しタイプになっておりますが、ガイドも新品交換されている様子なので、もったいないからこのまま進めることにしました。余計にお金かけても仕方ありませんです┌(┌＾o＾)┐
ショベルヘッドでは一番漏れるポイント、ヘッドガスケットです。ここは悲しいくらい早い段階で漏れてくることが多いです。もちろんそれだけのために頑張って投資すればより良く直せますが、漏れポイントは一箇所どころではありませんので、お金はいくらあっても足らなくなってしまいます。。。(^_^;)オイル漏れは気にしないことが一番です。
特に気になった点はなかったので、ガスケット交換と調整のみでリビルト完了といたします。各塗装メッキ加工が戻ってくれば、組立スタートさせていただきますので、それまでお待ちくださいませm(_ _)m
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