こんばんわオオガキです☆
今日は春らしく多くのお客様がいらっしゃった一日でございました!ご来店下さったお客様とホボお話しできない状況もありましたので、ご迷惑をおかけしてしまいました。。。またぜひあらためてご来店下されば幸いです<(_ _)>
そのなかでも、5年以上ずっとこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃいました。思い返せば約7~8年前から書き始めてブログですが、自分でも読み返したりするとこれまでの様々な思い出が蘇ってきます。業務ブログではありますが、趣味がそのまま仕事になった自分としてはプラベートBlogのようでもあり、可能な限りホンネで書いております。間違いもあるかもしれませんが、引き続きご愛読して頂けますように頑張って行きたいと思います(^^)/
さてさて、、、
冬眠明けに多く御相談のあります「エンジンかからない」系の御相談には様々な原因があると思われますが、今日は故障していないのにキックスタートが成功しないケースのお話しをしたいと思います。
キックスタートって動画を見るといろんな姿勢でトライされていることだと思います。どんな姿勢で踏み込んでもスタートできれば成功なわけですが、連続してキックしないとならないことを考えますと、一番イイのは体力が消耗しにくい姿勢でキックすることです。まず、通常キックアームは真上を向いていましてどこからでも踏み込むことができます。エンジンが始動できる絶好のタイミングはキックが重たくなった時(圧縮がかかった時)直後ですので、重たくなった場所から力を入れて踏み込んであげれば十分です。キックアームが真上の時から全力で真下になるまで踏み込めば疲れてしまいますので、キックアームが時計の針で言うところの約9時~10時くらいの角度になったころから適度な力で踏み込んであげましょう。
(↑↑15年近くお付き合いしています上得意様のキックスタートです。
いかにも軽そうに、無駄な力を使わず。。。)
そこからなら、慣れてきたときには連続で踏み込めるようになるハズです。シンプルに言えば大きな動きが無い方が体力の消耗が最低限で済むと思います。。。
次に、キックスタートのコツとして、スロットルの開け具合が決め手ともなります。どういうことかといいますと、キックを踏む際に右手でスロットルを持っていると思いますが、その手でスロットルを開けておいた状態で踏み込むのと、全く開けていない状態で踏み込むのは、キャブレターから吸い込まれる混合気の状況が大きく変わります。よく、オオガキがアドバイスさせて頂くときには「チョイ開けをキープしながらキックして下さい」っと、お伝えすることが多いです。スロットルを少しだけ回してキープしキックを踏む。。。コレがスタンダードとしてお伝えしますが、全車両がそうとは限りません。また、いつもはチョイ開けがかかりやすくても、今の今は全開がかかりやすいってときもあります。なかなかかけられない、、、そんなときには、キックを踏むときのスロットルの開度を、チョイ開け~全開まで、試して頂きながら挑戦してみて下さい。チョークが使えるキャブレターなら、一切開けないでキックした方がかかりやすいこともあります。個々に違いがあることなので、結局はオーナー様自身が自らの腕であみださなくてはならないんです。購入されたshopがある方は担当者にまずアドバイスをもらうことが簡単でしょう!
本日、そんな状況に追い込まれていたショベルヘッド様を救出に行ってきたときの場合であれば、全開のままキープしながらキックを踏む方がかかりやすく、チョイ開けではスムーズに始動できませんでした。あくまでも故障していない時のお話ですが、キックを踏む方法次第で始動できるかどうかが決まってきますので、シンプルで奥深いのですが歴史を刻んで体で体感していくことしかございませんです。。。(^_^;)汗だくになって足を痛めながら愛車と向き合っていく、、、そこを楽しんで頂ければイイのかな~っとボヤいてみました。
ちなみに、キックを繰り返しているときに、「ボスっ!」「パンっ!」「ドドっ!」って音が何か鳴る時には休むことなくキックを繰り返すことがオススメです。今かかりそうな時に休憩してしまうとまた振出しに戻ってしまいますので。。。音が鳴るという事は、エンジン内に混合気が取り込まれていることの証明です。あと少しで始動できるところ(*^^*)
ではでは、今日は文字ばっか書いてしまったので、少々眠くなってしまいましたのである画像を一枚お届けして終わりたいと思います。
先週の土曜日に納車させて頂きましたショベルヘッドちゃんですが、当日は雨で乗れなかったのでただ置いてきてしまった。。。でも一週間後の今日についに初乗りを達成できたとご報告が頂けました!教習所を卒業されて初めてのオートバイとしてのショベルヘッドフルカスタムでしたが、ついに乗っている姿が見れて嬉しいです♬
当初はもちろん新車ハーレーディーラーさんに足を運んで現代のハーレーを体感されていらっしゃいました。しかしながら、性能にも不安なく見た目もカッコイイ車両が新車でたくさん選べるな中、重たく足着きに不安がある現行ハーレーにも悩むところがあったそうです。そこでフルカスタムをして自身のポジションに合わせて一台を作るという選択肢を増やし検討して下さっておりました。通常のバイクよりも乗りにくいことは間違いのない車両で様々な不安を抱えながら購入することを決意して下さり、長い月日を頂き作り上げた一台を、今日ついに自身の愛車として所有がスタートしました。
お子ちゃまが撮影していた動画を見させて頂きましたが、家族みんなの声が混ざり合っていてなんだか微笑ましい動画でした。バイクは一人で楽しむオモチャだとよく言われていますが、、、バイクだって家族で楽しめるツールの一つなのかもしれません。それがまた、お子さんへ受け継がれていき、またその時までお世話させて頂けるものなら嬉しい事間違いありません\(^o^)/
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