こんばんわオオガキです!
勤めてからまだ半年未満のスタッフは、ここ最近毎日のように販売車両のエンジン始動をこころがけ学んでいます。放置して愚図っているショベルヘッドを始動させることはまだまだ難しいようです。その姿を見ていると始めて旧車に乗られるお客様の姿が想像できるのですが、1~2時間使っても始動することができていないことがあります。そんな相談もこれまでに珍しくないのですが、ここ最近は社内の目の前で見ています。それほど慣れるまでには大変なキックスタートは苦労する、、、と言っても過言ではないのかもしれません。私が代わりに踏めばすぐに始動できるんですが(^_^;)
その苦労をしていた1台をいまからご紹介いたします!
先日輸入したばかりのチョッパーですがアメリカンな作品なのでユニークなカスタムがほどこされています。細かなところにコストと手間隙をかけて作り上げられた1台だと思います! 69年のアーリーショベルが搭載されていますが、アメリカではチョッパーを作るさいに純正エンジンを使うのは珍しいです。社外メーカーのエンジンを使ってハイパワーでキレイな姿が一般的です。 約50年前のエンジンだと思うとびっくりですが、隅々まで部品が購入できるハーレーは修理が困難ではないので、まだまだまだ乗り続けられるオートバイだと思います。それが最大の魅力だと思います。 この子の特徴であるマグネトー点火はバッテリーが無くてもエンジンが始動できるシステムです。レーサーなどで一般に使われるシステムですが、マニア的な存在感が人気がありチョッパーstyleでも見かけます。 発電機はレギュレーター一体型のスリムな仕様。サイクルエレクトリック社のハイグレードなジェネレーターなので要所要所故障に対するリスク回避対策がなされております。 本日始めてエンジンが始動できましたが油圧もしっかりあって機関も良好なようです。油圧が高ければイイわけではないのですがオイルが循環していることが分かるので安心なゲージです。 プライマリーケースはスターターの取付箇所の存在が無くスムージングされた特別なデザインになっています。おそらくワンオフだと思いますがキレイに仕上がっていて手間をかけた愛情が感じられます。 ワイドグライドなテレスコフォークはしっかりとしていてスピードにも耐えられて衝撃も吸収してくれる。スプリンガーフォークと違ってガンガン走れるから進化は大切だと思います。。。 フェンダーブレイスはユニークなデザインになっています。遊び心があるのがアメリカらしくてイイです。 マグネトー点火でもバッテリーが搭載されていますのでヘッドライトはしっかりと明るく現実的です。