こんばんわ、こんにちわ、オオガキです!
ここ最近はアメリカから輸入するバイクが少ない状況のため、今在庫している車体のリメイクやメンテナンスをほどこしています。今さらですが以外にもパンヘッドの在庫が結構あるのがビックリです。パンヘッドと言えば48~65年までの生産でしたので、70年も前のオートバイだと改めて考えるとスゴイことです。たしかに、ショベルヘッドに比べれば故障のリスクは上がりますが、パンヘッドとショベルヘッドに大きな差は無いと思っています。修理をするときは部品点数の多いパンヘッドの方が大変なのは事実ですしお金もかかります。ただ、故障する可能性が大幅に違うとは思いません。迷われている方は勇気をもってパンヘッドに挑戦してみてください♪
ただいま納車前整備中のパンヘッド様ですが、当店には珍しいオリジナルstyleの48年FLです。オーナー様のご依頼によりヴィンテージパーツをあちらこちらに追加させて頂きましてまもなく完成となります。 スプリンガーフォークの最終モデルが48年のパンヘッドです。だからこそヨンパチパンなんて言われて人気が高く価格も高いのです。日本では特にスプリンガー愛好家が多いことが人気のキッカケと思います。 この子は隅々までが48年式当時の物というわけではありませんが、要所要所ハイグレードな対策がされていて、走らせやすい1台となっている状態でありました。 メーターパネルは表示が何も見えなくなってしまっていましたが、ちゃんと作動していました。実測をもとにメモリを書けばちゃんと速度も把握できる優秀なメーターです。 深い味わいを持ったサドルバックの取り付けはとても気を遣うものでした。ヒラヒラのフリンジがボロボロと落ちてしまう、、、それが怖くて可能な限り触らないようにしています。 電気周りはすべて12V化してあり故障しにくい部品に交換され強化してあります。点火部品にはポイントではなくセミアナログ式が採用され安心を得られています。心配が少ないことは良いことですのでお悩みの方はご相談ください! 連日、販売車両の整備を手掛けているウンベちゃん。入社して一年未満の彼ですが、毎日のように不動車を実動車にしなければならない業務のおかげでスクスクと育っていきます。 このチョッパーはアチコチにヴィンテージパーツが使われていますが、キャブレターはS&S製のBが装着されていました。この当時のチョッパーにはよく使われていたキャブですが見た目の古っぽさが好きです。 フレームの各所はスムージングされていて70年代らしい仕上がりになっています。ブラケットなども少なく溶接にて一体型になっている部分が多いです。70年代チョッパーがお好きな方にオススメしたいです。 パンチョッパーと言えばスチールプライマリー。オープンベルトだってイイのですが、PANやKNUCKLEらしい姿だと思います。すこし整備性が悪いのはデメリットですが剥き出しじゃないので安全でもあります。 今の時代には販売されていないハンドルライザー。六角棒で成形されチョッパーに似合いすぎるデザインです。大きな存在ではないですがぜひ復活させたいパーツです。 パンヘッド時代は基本ドラムブレーキです。フロントブレーキが無く経ってリアドラムブレーキだけで止まらなくてはなりません(笑)でもゆっくり走っているチョッパーにとってはこのブレーキでも十分かと思っています。 スペシャルな形状をしたロッカーアーム。これはさすがにワンオフ品だったでしょうか。ヴィンテージチョッパーには様々な魅力があります。乗りこなすのは大変かもしれませんが、そんなバイクだからこそ苦労とともに楽しんで乗れれば最高ですね~♪