こんばんはわオオガキです!
本日は、納車にメンテナンス、新規のお客様のご来店、そしてツーリング途中にお立ち寄りいただいた方々と、週末らしいとても賑やかな一日となりました。気づけばほとんど話しっぱなしで、あっという間に閉店時間。ご来店いただいた皆さま、ありがとうございました。
そして明日は群馬県渋川市で開催される「エジフォルニア」に参加してまいります。準備も本日進めておりましたが、天気予報も良さそうでひと安心。ツーリングがてらぜひ遊びにいらしてください。ご来場の際は、当店ブースにもお気軽にお立ち寄りいただければ嬉しいです。
さて今回は、スタートしたばかりのプロジェクト車両のご紹介です。

女性オーナー様のショベル・グースボバー。ご依頼内容はかなり濃いカスタムメニューとなっており、ベースの面影が少し残る程度まで手を加えていく予定の一台です。

まずエンジンですが、刻印から判断すると1979年式。しかもこの刻印がなかなか珍しいタイプで、一般的な“末尾H9”とは異なる仕様。ショベルヘッドを多く扱う当店でも、10年で1〜2台出会うかどうかというレアな個体です。



マフラーは当店オリジナルのターンアウト・ショートパイプをベースに、エンド部へ仮の真鍮リングを追加。ターンアウトの角度も45度でも90度でもない、中間的な絶妙なラインでまとめています。今回はミッドコントロール仕様ということもあり、取り回しはかなりタイトに。



さらにハンドクラッチ化に伴い、純正のシフトリンケージを探して組み付けています。最終的にはオーナー様にまたがっていただき、ペダル位置などを細かく調整していきます。



セルスターター追加に伴い、プライマリーは1.5インチから2インチ幅のオープンベルトへ変更し、テックサイクル製スターターキットを採用。ロータリートップミッションの関係でスプロケットは小径化し、チェーン干渉を回避しています。このあたりは当店でもよく行う処理ですが、後々のオイル飛散対策としてチェーンカバーも装着。こちらは真鍮製で、見た目の雰囲気も大切にしています。


足まわりは前後ともに19インチを選択。全体的にスリムで引き締まったボバースタイルに仕上がる予定です。ホワイトウォールタイヤとの組み合わせで、よりクラシカルな印象も強まると思います。

さらにハンドリング向上のため、スプリンガーフォークのロッカー部はややロングタイプへ変更。これにより切れ込み時の挙動が穏やかになり、扱いやすさの面でもプラスに働きます。



シートには当店オリジナルの新作ソロシートを採用。一般的なものより少し長めのベース形状とし、しっかりとした反り上がりを持たせることで加速時のホールド感を高めています。表皮には本革を使用し、質感・乗り心地ともにこだわった仕上がりです。


ハンドルはオーソドックスなスタイルながら、できるだけシートに近づけつつ適度な高さを確保。前傾がきつくなりすぎないようバランスを見ながら選定しています。こちらも最終的には実際にまたがっていただき、細かなポジション出しを行っていく予定です。

ということで、現在は仮組み段階ではありますが、全体像が少しずつ見えてきたところです。まだまだ詰めていくポイントは多く、ここからさらに仕上げていきますので、進捗もまたご紹介できればと思います。引き続き、完成を楽しみにお待ちください。