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リンカートキャブレターと、にらめっこ(^^)ボムサイトって何?

DSC_2754 これはパンヘッドやナックルヘッドで使用されていたリンカートと呼ぶキャブレターです。この時代のオートバイはほとんどがこのリンカートでした。今では希少なキャブレターですが、直して使いたいユーザーが本国では多いため、アメリカではGETするのは大変ではありません。もちろん古いので調子が良い悪いは別のお話です。 DSC_2755 チョーク機能がありますが、この状態でチョークONの時。 DSC_2756 やりたいことに対してこのチョークが邪魔なのでとっちゃお~♪シブシブでこれがまた苦戦しちゃいました(;^_^A DSC_2757 何がしたいかと言いますと、左の画像のボムサイトと呼ばれるベンチュリーパーツをつけるために分解してます。右の画像のただの丸が標準のモノです。ボムサイトはサイドバルブエンジンのレーサー用リンカートにつけてあったパーツで、この度のキャブにも合うサイズのモノを探してチャレンジしています。 DSC_2759 のぞくとこんな感じのデザインが見えるわけです。これがまたなんかカッコいいんです♪♪ DSC_2760 チョイと遠目で見ても分かります。チョークは取ってしまっていますので昨日としては無くなりましたが、もともと使用せずに乗って頂けていますのでその点は問題なし!!チョークをつけるとこの絵が少し隠れちゃうので付けない予定です。 DSC_2764 また工具が追加したくなってきました(^▽^;) DSC_2761 ちなみにクラッチ調整などを行う方は、まず調整前に各ナットの飛び出し量を控えておくとイイです。万が一わけわからなくなった時のための保険として、せめて元に戻せることが大切です!!きちんと記録したい方はノギスがあればイイでしょう♪ IMG_0038 栃木県T様ショベルくん、まもなく納車準備完了できそうなところです。晴れたのでガンガン走っています! IMG_0040 この度新品のSUキャブレターに交換させて頂きましたが、ちょっと不具合が感じられたので追及タイム。。。 IMG_0041 原因はこの中にあるピストンとドームの相性の悪さです!精度の問題だと思いますが、ここ最近に購入されたキャブには多く出ている症状です。隙間が狭すぎて上下運動の動きがしぶくなってしまうんです。アイドリング時に止まる、、、の症状は一度チェックするとイイです。 IMG_0044 こちらはフィッシュテールマフラー完成の絵。ちょっと長さがズれこんだ雰囲気がカッコよすぎます。悪っぽくてイイです! IMG_0045 V-TWIN製のチップを購入して差し込んでクランプしてOKなパーツです。フィッシュテールは一体型が多いので珍しいパーツです。それを生かして、黒とメッキのコントラストを表現することになっています。 IMG_0046 ついに2000ccのワイドグース様が仮組を終えて、分解工程に進むことになりました!ここまで大変長くお待たせいたしましたm(__)m IMG_0047 これよりそれぞれのパーツを塗装やメッキ工程に送ります!ゴールドを各所に増やしていくので大小のパーツを細かくチェックします。それにしてもこのブレーキローターだけでもインパクトあります(^^♪ IMG_0048 エンジン中心部にはイグニッションスイッチとライトスイッチ、メーターのスイッチ、苦労して見つけて頂いた真鍮製のスイッチをつけました!他のスイッチはハンドル周りに集結します。 IMG_0050 昨日車検整備にてお預かりいたしましたショベルくん、早速整備を進めます。まずはミッションのオイル漏れ修理から始めます。オイル漏れ対策は基本的に液体ガスケットを併用することが多いので、硬化時間を考えますと数日間は乾かすだけの時間を必要とします。これをサボると対策の意味が無くなるんです。。。メーカーの指定が24時間硬化と書いてあっても、2倍くらいは時間が欲しい箇所もあるのでゆっくりと整備したいことが多いです。 IMG_0051 この度は場所的にミッションを降ろさないとできなかったので作業台の上で黙々と進めます。 IMG_0052 このラチェット部からの漏れは多いのですが、直すのに大掛かりなので乗り始めたらメッタに行いません。この度のように何かの機会でお預かりさせて頂いたときに対策するとイイと思います。 IMG_0058 中心軸を支えているコノブッシュが消耗して漏れることが多いです。また、ココにはシール類が付いていないので、漏れることが不思議ではなく、構造上もともとオイル漏れ対策がなされていない箇所なのです。なので、漏れている方はこの記事を見て「そういうことか」っと頭の片隅に入れてシブシブ納得して下さるとうれしいです。 IMG_0059 とは言いましたが、再作のスベはあります!ブッシュを新品に交換するだけでも再度が高ければ漏れはしばらくの間でないかもしれません。でも、さらにいいのはシールをつけちゃえばイイということで、このブッシュの内側にゴムのОリングがハマっていられるように溝を作ってあげればよりいい結果に。これはサンダンスさんが作っているブッシュですが、既製品に溝を作るだけでも同じ対策はできます。 ショベル以前モデルでは数カ所このような構造上どうしようもないところがあります。そこを現代では対策できるパーツを考えて販売しているメーカーさんがあるわけです。10年前に比べても多くの対策部品が増え続けて選ぶことができるようになっています。どんどん進化していくんでしょうね~~☆ IMG_0054 そして、コフィンチョッパー様はエンジン周りの追加整備をするため再び分解を始めました! IMG_0055 後回しにしてもイイ範ちゅうなのですが、せっかくお預かりしている時なので、オイルポンプをより良い状態にしてあげます。機能としては十分ですが、少し弱くなっているのは数字で判断できていますので、いざ交換へ。。。S&S社の新品にします。部品代だけだと約5万円くらいのパーツです。 IMG_0056 ついでに腰上のガスケット交換も進めます!分解して何か予備的整備が必要であればそれも同時に進めます。   という感じで本日は終わりますm(__)m。。。。。 最後になりますが、9月11日のサンdayは栃木県で「スーパーアメリカンサンデー」に参加する日です。雨が降らなければ最高なのですが、、、。ぜひ皆さんもツーリング先として遊びにきて頂ければと思います。当店は4~5台ほどの展示をする予定となっています。      —————————————————– みなさんのお力で当店ブログをぜひ応援お願いいたします。 ポチッっと1回(^0^)/ にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ にほんブログ村]]>

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