こんばんわオオガキです!!
今日はまた新たに一台のご注文を頂くことができました(^^)/群馬県内のお客様からの素敵なご依頼でしたが、セミオーダーメイドにてオンリーワンバイクを製作させて頂きます★製作過程はブログにてチョロチョロとご紹介させて頂きますので楽しみに覗いてくださいませ!
では本日は東京都Y様shovelくんのエンジンオーバーホールをザックリご紹介いたします。
お立ち台の上でジックリと整備がスタートしていますが、まずはエンジン始動させて分解前に前もって事前審査を行います。コレができるのとできないのでは大きな違いで間違いのない状況判断ができるようになります。
コンディション状況がハッキリ把握できていない車両をご注文して頂いた場合は、無料でエンジン分解点検&修理が付いてきますので、この度はその工程をザックリご紹介いたします。この場合は基本的に無差別に新品交換はせずに修理が必要な個所のみ新品交換したり加工してGOODコンディションに整備致します内容です。まずはクランクケースを分割しないところまで一気に分解します。
この度の場合は分解前にエンジンを始動しているため、オイル圧力テストを合格しているためオイルポンプは以上なくそのままとします。
カムカバーの裏側にはこのような刻印が存在しますがコレが純正のどのモデルなのかが判定できます。必ずしも年式にあっているわけではないのですが、年式違いでもバランスを整えてあるものであれば何ら支障なく使用できます。
タペットブロックやカムカバーには異常が無くてもガスケット交換だけは致します。
この状態まで分解することで腰下と呼ばれる部位のある程度の判断ができます。グルグル回したりガタをチェックしたりと感覚だけでも判断できることは多いです。この度は事前のエンジンテストもしているのでより安心できているためこのままにして完了です。
ピストン周りは使用感はあるもののダメージは少なくまだまだ元気いっぱいなので清掃のみで完了します。エンジンテストでも白煙無しのためOKとします。
オイル漏れの激しいヘッド部もこの度は元気な状態でした。ガスケットについては合わせ面の状態を判断して相性がよさそうなモノをチョイスして再度組み上げます。
どこもかしこも基本的にはトルク管理をします。
おまけに中古感強めだったナットを新品交換してキレイに変身です。この場合部品代のみお客様に負担して頂きます。
シリンダーはピストン同様ダメージは少ないためそのまま使用しますが、このタイミングでピッカピカの塗装に有料ですが塗り替えることも可能です。
事のついでにオススメで多いのがコノ2次エア吸入対策で有名なサンダンス製マニホールドシールKITです。やはり当店としてもオススメなのでこの度もご提案させて頂きコレで組上げます。
そして、こんな感じで元通りです!
おまけに真鍮のプッシュロッドミドルカラーに変更です!これはカスタムですが事のついでに。。。
マニホールドシールはこのような感じになります!真鍮がのぞくのでカスタムの要素としてもオススメです!
通常のヘッドカバーナットは袋タイプではないので錆が発生しやすいです。キレイに保ちたい方には袋タイプナットの方をオススメしています。
もともとキレイではあったのでさらにピッカピカになりました!
続いては車体周りのカスタムですが、真鍮製のボタンスイッチに変更しました!
自動的にウィンカーが消えてくれるシステムを使用してコノ2ボタンスイッチにします。操作性も抜群で見た目もGOOD♪
セルスターター付きの方は右側にこんな感じはいかがでしょうか?ホーンスイッチなどにも使用して頂けます。
という感じで、サクッとご紹介させて頂きました(^^)
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