ロサンゼルス研修③1日目「ご依頼から約１年～ついに納車inロサンゼルス」編

おはこんばんちは、オオガキです♬

ロスに着いてから２日目の夜を過ごしています。今日は朝からスワップミートに行ってきましたが、明日が本番となりますのでまあまあの収穫で帰ってきました。そのほか整備士らしく工具を買いに行ったりと、そんな感じで研修旅行です。それにしても例年よりも涼しくて過ごしやすいロサンゼルスです。暑いといっても汗が出ない気候なところがカリフォルニアの素晴らしいところのように感じます。

では、昨日の御納車イベントの様子からまいりましょう！この度の研修ツアーのメインイベントであります(^^)

お客様宅駐車場へ着きましてオーナー様と久々のご対面となりました。日本で最後にお会いした際には本当にこの日が１日もずれずに訪れるとは、納車のための準備期間も短くハッキリ言って自信のなかったことでした。。。

積み込みの時も同じでしたが、車高の低いチョッパーですのでこのようにしてラダーを持ち上げないと下ろせません。人数がいるので難しいわけではないのですが、、、緊張は必ず必要な場面です(^^;)

「USA ENDO」とナンバーを付けたF150は荷台の高さがしっかりありますので、車両の積み下ろしは困難です。。。でも、パワフルでドンドン走ってくれちゃいます。

後輪が地面につけば一安心。後は落ち着いて前輪をラダーから落とさないように身守るだけ。。。でも気を許すとココでラダーが車から外れてガシャーンとなってしまうことだって考えられることです！

ついにロサンゼルスの地に到着しました！日本から船に揺られて長い旅路も事故なく届いてくれたことに感謝です♪

おろしてたから終わりってわけでは当然ありません。ここからオーナー様がこれから乗っていくための講習会を始めます！

黒いズボンが社長のエンドウです。そして、白いTシャツ姿はオオガキ、と、この度のオーナーT様です。

乗るためにあたってのアドバイスや練習走行は、一度日本にて実行済みです。完全な初めてではないものの日が経ってしまって忘れてしまった部分は多いだろうと復習を兼ねてご説明させて頂きます。工具や予備部品の存在、簡単な点検整備をこの場をお借りしてアドバイスさせて頂きました。

最後に、日本を飛び立ってから初のエンジン音を聞いて頂くため、キックスタートいたします！！

まずはガソリンコックをOFFからONへ！

イグニッションスイッチをONにするの忘れないでください。

エンジンスタートがうまくいかないときにはチョーク（エンリッチナー）を使ってトライしてみると一発でかかっちゃうかもです(^_^;)

エンジンがスタートできた後は、スロットルを放してしまうとエンストしてしまいます。なので、このアイドリングの高さを調整できるスクリューを時計回りに少し回して回転数を上げてエンストしないように暖気します。

まちがってコノ混合器調整スクリューを回してしまうことが多いんです。ここは走行に大きく影響してしまうネジなので間違わないようにします！

忘れてしまった時のために、、、ジョッキーシフトは下（後）に動かして１速に入ります！

絶対に忘れちゃいけない部品の「ヒューズ」はチョッパーの場合、当店では一個しか使いません。バッテリーに一番近いところにつけてあることが多いので、一度気にしてみてください！

最後に記念撮影を～って、言っているうちにミスショット(^^;)カメラマンがユニークなミスが多くていい感じになりました♬

時間の都合でロサンゼルスでは今すぐに乗って頂くことはできなかったのですが、こうして海を越えてもお届けができたことにとてもうれしく思っています。これまでにはアメリカにて買い付けたハーレーを日本へ輸出することはあっても、それをまた日本でカスタマイズしてアメリカへ輸出してお客様のもとへお渡しすることはありませんでした。オーナー様のご協力もあってこの度は無事に納車となりまして、今後もインターネットの力を利用しアフターフォローをさせて頂きたいと思っております。直接私達が車両に手を出すことはできませんが、どうしてもその時が来た時のために、ロサンゼルスにて営業しているショップ様もご紹介しております。数年後、また日本へ帰国されるときにも私たちがお手伝いさせて頂き、日本でのお付き合いも再開できれば幸いです(*^^*)

では、少しだけ動画を撮ってましたので、よかったら見てみてください⇓⇓
上手な編集は一切していませんが、会話が聞こえるようにあえてシンプルにまとめています。