ほんとうに残念なことなのですが、、、
遠藤社長が長年付き合ってきたロサンゼルス最強のハーレーショップである、パシフィックコーストサイクルのオーナー「マイク」が、2020年1月21日の朝この世を去ってしまいました。。。突然の出来事で今でも信じたくない気持ちでいっぱいですが、ここ数日ポッカリと穴が開いたような気分です。
マイクの娘さんがここ数年はマイクと一緒に仕事をしていて、インスタなどのWEB上に最新情報を日々UPしていました。そこで、先日突然ダイレクトメッセージが送られてきて、亡くなってしまった事実を知りました。
なので今日は、マイクとの思い出を語るための、追悼ブログとします。
はじめに、マイクの娘さんが発信しているコメントからご紹介します。
Life is a wild, unpredictable ride. As some of you may know, my dad had a major stroke on Saturday that he was unable to pull out of. Early this morning, he went peacefully. No more pain, no more hospitals, no more bullshit. He is my everything and an incredible man, and will be missed by so so many. He never wanted his death to be sad, and he’s told me this many times. I cannot wait to hear all the crazy stories everyone has about him. Drop some memories below 🖤 I will be doing my best to keep everyone updated on all that is to come, it is overwhelming to think about how many people he knows, so please be patient with me. ‘Catch you on the next lap’
上記のコメントをグーグル先生の自動翻訳で訳しますと↓↓、、、何となく意味が理解できそうな気がします。。。英語が得意な方がいらっしゃいましたら、ぜひ素敵な日本語訳を教えてください<(_ _)>
「人生は予想外のワイルドな乗り物です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の父は土曜日に大きな脳卒中を起こしましたが、彼は引き出せませんでした。今朝早く、彼は平和に行きました。これ以上の痛み、これ以上の病院、これ以上でたらめはありません。彼は私のすべてであり、信じられないほどの男であり、非常に多くの人に見逃されます。彼は自分の死を悲しむことを望みませんでした。私は誰もが彼について持っているすべてのクレイジーな話を聞くのを待つことができません。以下にいくつかの思い出を残してくださいeveryone来るべきすべてのことについて全員に最新情報を提供するために最善を尽くします。彼が知っている人の数を考えるのは圧倒的です。 「次のラップでキャッチ」」
わたくしオオガキがマイクに初めて出会ったのは、17年前の2003年、まだ18歳で初めての海外渡航で何事も緊張していた時です。遠藤社長に連れて行ってもらった初めてのアメリカ本国のハーレーショップで、日本のバイクショップと全く違うイメージを持つカッコよすぎるバイク屋だと思ったことは間違いありません。一見、怖そうな人間が店の中にいて危険な雰囲気を感じましたが、社長と話している姿がとても笑顔満点でおもしろいファンキーなオっちゃんとなりました。
毎年恒例のマイクショップツアーは研修旅行で必ずあり、新入社員にとっては大切な勉強会となっていたのです。そこで、異例の業務ではありましたが、2008年~2009年において数か月マイクと一緒に働くことになったのが、私にとってはマイクとの一番の思い出になっています。
ココがPACIFICCOASTCYCLESフロント部!ヴィンテージなアメ車の販売もやっているんです。
ゲートをくぐるとこのようにバックヤードに続く道となります。すでにココにもバイクが並び青空駐車されています。この時点で悪そうでカッコいいと思ってます。
バイクだらけ。。。新旧問わずの在庫ですが、古いモデルがメインとなっています。
屋根の無いところにバイクリフトがあるって日本ではなかなか見られないワイルドな光景です。これもまた雨の少ないカリフォルニアだからこそできるstyleなんだと思いますが、良い陽気のなかバイクいじりができてホントいい経験させてもらいました(^^)
左のショベルは、そのころメキシカンのお客様が購入されて納車前のお待たせ状態。右のショベルは、私たちが組み上げていたボバーカスタム。現地で仕入れて現地で組み立て整備する。。。当然ながら困ることのないスピードで組むことができました。
そのオーナー様との映像が残っていました。マイクがキックしている姿はめったに見れないので、こうしてみても新鮮です。
ガレージの中にもたくさんバイクリフトがあり、組み上げ用の台もたくさんあります。常にマイクは何かしら組み上げていたんです。
エンジン陳列がまたカッコいいでしょう♬テーブルの高さが日本よりも高いのでイイ目線でこの映像が見られるんです。
なんだろう。。。この姿がすでにカッコいいですよね!アメリカ人に対するあこがれですかね~♬当店のツインカムリジットカスタムのスタートは、パシフィックコーストサイクルで見たこの時の絵が発端となっています。マイクはツインカムエンジンが誕生して間もなく、リジットフレームに載せたカスタムを作っていました。
時々、こんなお遊びもあり♬日本人が好むテイストはちょっとアメリカ人とは違うので、批判も多かったですが、好きな人は好きでマネしたいと言ってくださるお客様もいました。このようなちょっとした時間もハーレーのおかげで共通の趣味となり片言の英語で楽しめました。
仕入れてきたチョッパー達は一時的にマイクショップに保管してもらったり、マイクが乗って遊んだりと、、、。こんな大きなサイズもチョッパーの場合は、マイクが乗ると似合う!
よくわかんないんですが、いろんな人が遊びに来てました(^^;)毎日のように。。。遊びに来てるんかな~って、仕事してないの~って思ってました。
アンソニーがまだロサンゼルスで仕事をしてくれていた時、グース用のフレームを作ってもらってコノ滞在期間でもグースカスタムを製作していました。この状態がその第一歩目でした。エンジンとミッションとオイルタンク、の最低限の姿。
グースが完成すると、マイクが「乗ってみる」となって突然スタートしました。この時はまだ私も乗っていなかったので色々心配でしたが、ノープロブレムと言ってササ~っと走り出します。
とにかく楽勝に運転して帰ってきた姿には驚きました!まあレジェンド的存在のマイクですから当たり前かと思うのですが、グースはハンドルが重いため少しくらいはフラつくかと思っていましたが、そんな気配すらない。いきなりスっ飛ばしてビュンビュン走る★
そして、マイクに看板を借りてパシフィックコーストサイクルとして展示したカスタムショーでは、偶然2位を頂戴できてそれもまた記念になりました。
スワップミートに出かけるための専用トラックもカッコいいですよね♬マイクがグースを飾ってくれました!結構評判も良く会場内で少し乗って見せたりなど宣伝効果は大きかったと思います。本気の商談もいただけたのですが、販売はしなかったんです。これもまたいい体験!
マイクにとっても私たちにとってもスワップミートは売りにも来ますが買いにも来ています。今後好かうための部品をここでも調達して、さらにオーダー品の場合はこの会場で納品していただく約束もできるし、なにかと定期的に開催されるこのイベントは大切なんです!
この数か月の滞在の最終日、あいさつに来た最後の記念写真♬
まさかこの時、もう会えなくなるなんて思いもしませんでした。。。
懐かしい思い出ばかりです。
追悼ブログはまた明日も続けます!
今日は第一弾として2010年までの記事となりました(^^)
マイク、あの世でもチョッパーライフをおくってくれ~~★
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