本日ご紹介しますのは、大分県よりお預かりしていましたショベルヘッドエンジン搭載のワイドグースcustom様。隅々まで手加減なくこだわられ約4年前ほどに完成した1台でした。この度はメンテナンスとカスタムをおこなうために長い間お預かりしていました。
フレームから特注で低く長くのstyleをオーナー様専用設計で完成した作品です。フレームパイプはすべてが太く見た目でも迫力があります。そのフレームにもタンクやフェンダーと類似したデザインのカスタムペイントをおこなっているため、写真で見てもインパクトが強いかと思います! この度のカスタムの一つであるロッカーアームの製作交換。これでハンドリング性能を上げることでツーリングも今まで以上に楽しんで頂けることでしょう。アクスルシャフト位置を今までよりも下げてトレール値を変更いたしました。車高も少し上がったことでコーナーを少し快適に曲がれるようになったと思います。いずれにしてもハードな乗り味のこのショベルヘッド様をガンガン乗られているので嬉しく思います。 マフラーもプチ改造しましたがエンド部のストレートパイプはワンサイズ太くし更なるインパクトを追加しました。音質を変更すrことが目的でおこなったマフラー改造ですが当然キャブレターの調整も必要となりました。ズブとく抜けが良くなったマフラーの音を聞いた方は皆ビックリされています。。。 エンドキャップもワンオフ!!オーナー様より頂きましたイラストを現実的な物に変換し、マフラーデザインのシメを担っています。真鍮を削り出してクボミ部分にはブラックを入れて陰影を作りました。間違って近づけばきっと血が流れるはず。。。 フェンネルで乗っている方ならわかるはず「ズボンが吸い込まれちゃう」の悩みはコレで解決。前方部分に長穴を作ってたとえ吸い込んでしまってもまだ大丈夫な仕様に改造しなおしました。空気をしっかり取り込んでくれるためガソリンは多めに供給できるよう再セッティング。 今は亡きSUキャブレターはフルクロームメッキ仕様。今ではとても希少な存在です。いつかは限界が来るかもしれませんが直し直しで使っていければOK。やはりこのルックスはオールドstyleの象徴でもありますので好きな方にとっては外せない選択肢です。 hうハンドルはワイド感がまたがっている姿をさらにカッコよくしてくれていると思います。すべてがオーダーメイドのため長身のオーナー様であるからこそ運転できるstyleにしているところが何よりもこだわっている部分かと思います!タンクペイントもキャンディブラウンとゴールドリーフで高級感超強めなところが見入ってしまうポイント。 すべてがワンオフのフットコントロール。ペダルの角度などもすべてソレゾレ調整ができるようなシステムにしています。長距離走行を快適におこなうためにはこのような部分も大切になってきます。シート、ステップ、ハンドル、の3点はポジションを決める大きな項目です。 ワイドなフェンダーですがベリーショート。強めなデザインにカットしてキレイに整形。雨の日のことなんて考える必要はない、そんないさぎ良さが無ければこれは完成しません。たしかに雨の中走りたい人はいないと思いますが雨に降られることはあると思います。でも気にしていたら好きな形はできないのかもしれません。 フェンダーを固定しているはずのステーはフォークロッカーアームに似たデザインを加えてあります。リアのアクスルシャフトを隠すようにさりげなくENDOプレートを仕込ませて頂きましたがコレもワンオフものとなっています。 プライマリーガードもワンオフなわけですがカット面を鋭くしすぎているので流血注意です!エンジンやミッションなどをブラックアウトしているおかげで、このようなクロームパーツがとても映えてカッコよくなるんです。 オイルタンクは当店がいつも作っている5インチのバレルタンクですがレベルゲージホースを車体左側へ設置。そしてワイドフレームに合わせて少し長めの設計となっていますが、大きく見えないようにフレーム幅の内側で収まります。 スペシャルなロッカーアームを入れたことでスプリンガーの作動が激的に良くなって少しの段差も細かく吸収してくれます。実は本来二重であるバネは1本を取り外して油圧ダンパーを仕込んでオールドがニューな雰囲気にグレードアップしているんです。走行中バネの動きを見ているのが楽しいくらい細かな動きをしてくれています。
4年前の納車時の記事も良かったらのぞいてください⇒https://endo-auto.com/blogs/soldout/45894/