アメリカで作られるチョッパーの多くは、ウインカーが無かったり、前ブレーキが無かったりと、チョッパーらしい姿になっているため、日本では改善しなければ車検に受からないのです。
アメリカらしいチョッパー様も見事なセンスで作られていますがフロントブレーキが付いていません。この年式ではフロントブレーキがないと車検に合格できません。 見た目を考えればブレーキが無いことが理想ですがそうもいきません。もともとブレーキがない車体にブレーキを追加することは困難です。 フォークとホイールのスキマが無いため、あれこれ部品を改造しながらなんとか納めることができました。これで車検は問題なし。 ウインカーも付いていないのでスイッチを追加しウインカーも車体にマウントします。配線をどうするか?ということも考える必要があります。 チェーンガードはオイル跳ね上がりの対策となるので現実的にオススメ。すべての服がオイルまみれになるのでバイク専用になっちゃいます(^^;)
珍しくリアタイヤは18インチの細身。フェンダーは理想的なものが売っていないので作っています。 5インチのリブフェンダーを細くしました。元のデザインも生かしながら、でもリブはあえて無くしました。 スターターを付けながらオープンベルトプライマリーが便利で理想的。でも、その分ワンオフしなければならない部品が増えます。 定番のフットクラッチも1台1台作ることがほとんどです。棒を切ってネジを作るだけですが地味に時間は必要です。 小さなバッテリーボックスには大きなパワーのあるバッテリーが付けられません。なのでリチウムバッテリーにして小型でもパワフルなもの交換します。
明日はオオガキ納車で朝から出張行ってきます!