こちらはガラスビーズを当ててキレイに加工したキャストホイールです。東京都I様用ホイール周りとなります!この度はピッカピカ仕様ではありませんので、艶のない範囲の仕上がりとしてこのような方法を取ってみました。
もともとはこんな感じの黒塗装済みホイールでした!キャストホイールは表面がデコボコしているので削り落とすことも難しいのでブラストが一番イイです。
梨地と呼ばれるボコボコ感は生きたままキレイに復活しました。
と、当時にフォーク周りのブレーキパーツなどもキレイに仕上げなおさせて頂いております。こちらは精密パーツなのでウェットブラストにて剥離してあります。ウェットブラストはサンドブラストと違い母材を削りこむ力が弱いので表面についている汚れ等のみを取ってくれる素晴らしい加工です。キャブレターなどにもよく使われます。
フォークの三又は鉄製なので剥離後パウダーコートにて塗装しなおしました!あとはチューブのクロムメッキとバフミガキが完了すればフォーク周りがもと通りに組み立てられます。
福岡県T様グースくん、塗装に出していたパーツが戻ってきまして装着後試乗を重ねております。
ボケちゃいましたが、、、ホイールからブラックになりましてグッと引き締まりました。
エンジンはピッカピカのクロムメッキ仕様なのがブラックとのコントラストが目立って素敵です!
カスタムベース用のエンジンとミッションを本日は3台分車体から取り外しました。もともとの状態が良し悪しそれぞれありますが、見た目もそれぞれ違います。右側のミッションは磨かれていて洗っただけでもキレイにつやが出ました。左側はごくごく一般的な年式相応な表面の状態です。キレイな車両がお好きな方やヤレヤレがお好きな方などお好みはそれぞれです。ご注文時にたまたまいい出会いがあればラッキーです!
続きましては福島県のS様パンヘッドエンジンのリブルトのご紹介です。
このただの布みたいなのは、パンヘッドの上部カバーの金属音を消音させるためにもついています。これはボンドで固定しているだけです(^^;
バルブガイドにステムシールを取り付けて燃焼室に入り込むオイルを少しでも少なくします。
パンヘッドの弱点でもあるこのロッカーアームはネジ山も弱くトルク管理が怖いところです。ショベルヘッドになってロッカーアームのトラブルが少なくなったことは劇的な進化だと思います。
ガスケットは当時はコルクでしたのでヤレ感などをお求めの方にはコルクを使用しています。この度は漏れにくい現代のガスケットを使用します。
63パンヘッドはオイルを供給するラインが外側にありますので、このガスケットの小さな穴からはオイルは流れません。パンヘッドの後半は外側で、前半はエンジン内部の穴を利用してオイルが流れます。
つづいてヘッドを本体に装着して完成となります!
ところで、年が明けてサイドナンバーの縦置きのついての法改定が騒がれております。現段階では各方面に問い合わせをしている段階なので後ほど詳しくご紹介させて頂きたいと思いますが、もし縦置きナンバーがNGでありました場合にはすでに走られている車両は何らかの処置をしなければならないことになります。いろいろなことがハッキリわかりましたらブログにてご紹介させて頂きますので、今しばらくお時間下さいませm(__)m
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